ドローンの大型展示会JapanDroneとして初の地方開催イベント「Japan Drone / 次世代エアモビリティEXPO in 九州(福岡)」が12月6日、7日に福岡国際会議場で行われる。展示、講演などで構成され、主催する一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の鈴木真二理事長による基調講演や、内閣官房小型無人機等対策推進室の小熊弘明参事官による特別講演などは、定員を超える参加申し込みがあるという。前日の12月5日にレベル4飛行が制度的に解禁されたばかりで、幅広い関心を集めそうだ。
JUIDAの鈴木理事長は12月6日午前10時から「ドローン、空飛ぶクルマの技術ならびに制度の世界の最新動向」をテーマに基調講演を行う。前日に「世界的にみても画期的」と日本の取り組みを高く評価しており、直後の発言が関心を集めそうだ。
内閣官房の小熊氏は「ドローンの現状と今後の展望~レベル4飛行の実現、さらにその先へ~」というテーマの特別講演に登壇する。関係機関が多岐にわたるレベル4制度をとりまとめる立場の小熊氏の先行きへの展望が注目されている。
このほか経済産業省製造産業局産業機械課次世代空モビリティ政策室の石尾拓也室長補佐、国土交通省航空局安全部無人航空機安全課の梅澤大輔課長らドローンの関連制度を司るキーマンが登壇するほか、自治体、民間の責任者が講演したり、パネルディスカッションを繰り広げたりする。
展示では企業が今回初披露する技術を持ち寄るケースがあるほか、自治体、スクールなどの展示も来場者の足を止めそうだ。