京セラ株式会社が大分市で開催されたOITAドローンフェスにブースを出展し、来館者が続々と訪れるなど大きな関心を呼んだ。今後、ドローン領域での取り組みを強化する方向だ。
「GPSマルチユニット」「IoTユニット」を機体に後付け
京セラが展示していたのは、機体に後付けできる位置追跡機器「GPSマルチユニット」や、GPSに温度、気圧など7つのセンサーを搭載して計測できる「IoTユニット」。ブースでは後付けしたドローンを展示したほか、装着したユニットで得られたデータをモニターに映し出し有効性をアピールしていた。
ブースで足を止めた来場者の1人は、ユニットの機体への取り付け手順や、ユニットの特徴などについて熱心に質問をしていた。「京セラの信頼性は高いので、機器をドローンに取り付けられると心強い」と話していた。
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村山 繁
DroneTribune代表兼編集長。2016年8月に産経新聞社が運営するDroneTimesの副編集長を務め、取材、執筆、編集のほか、イベントの企画、講演、司会、オーガナイザーなどを手掛ける。産経新聞がDroneTimesを休止した2019年4月末の翌日である2019年5月1日(「令和」の初日)にドローン専門の新たな情報配信サイトDroneTribuneを創刊し代表兼編集長に就任した。現在、媒体運営、取材、執筆、編集を手掛けながら、企画提案、活字コミュニケーションコンサルティングなども請け負う。慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム研究所員、あおもりドローン利活用推進会議顧問など兼務。元産経新聞社副編集長。青森県弘前市生まれ、埼玉県育ち。