オンラインでの発表会、ミーティング、セミナー、飲み会、ライブがドローン関係者の間にも浸透する中、5月30日(午前10時~正午)には、GW期間中に11時間のセミナーを開催して話題となったDアカデミーアライアンスが、第二弾となるセミナーを開催します。今回のテーマは「ドローン前提社会を見据えたドローンスクールのあるべき姿とその役割」。慶應義塾大学ドローン社会共創コンソーシアム副代表、南政樹氏が登壇します。またJUIDAアンバサダーのシンガーソングライター、Saashaは5月25日にオンラインコンサートを開催。6月17日にはドローン関係者による「ネットワーク会」も開かれ、オンラインで提供されるプログラムはますます彩が豊かになっています。
Dアカデミーアライアンスの第2弾となるZOOMセミナーは、5月30日10:00〜12:00に開催されます。ドローンの利活用が浸透している社会を「ドローン前提社会」と名付けた慶應義塾大学SFC研究所・ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹副代表が講演し、ドローンスクールあるべき姿や役割を議論するという内容です。
主催するDアカデミーアライアンスは、北海道から沖縄まで全国14都市でJUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)認定ドローンスクールを運営しているグループで、測量、点検、農薬散布など現場で即戦力になる専門知識と操縦技術を教えるアライアンス共同企業体です。
千葉県君津市に14万平方メートル(東京ドーム3つに相当)のドローン専用フィールドDDFF(ドリーム・ドローン・フライング・フィールド)を運営し、実践的な講習や、飛行イベントなどを運営していることでも知られています。外出自粛前が奨励される前の2月16日には、国内初の固定翼・BTOL機だけのデモンストレーションを開催し、多くの来場者でにぎわいました。
今回の2時間セミナーでも、実践重視のDアカデミーらしく、プログラムの具体的です。式次第の概要は以下の通りです。
1.挨拶及び注意点 10:00~10:10
Dアカデミーアライアンス代表 依田健一氏
2.基調講演「ドローン前提社会について」 10:10~10:40
慶應義塾大学ドローン社会共創コンソーシアム副代表
南政樹氏
3.パネル討論会 10:45~11:45
(1)ドローン前提社会に期待すること
(2)ドローン前提社会を見据えたドローンスクールのあるべき姿とその役割について
4.各校紹介
5.まとめ
パネル討論会では座長を南政樹氏が務め、Dアカデミーアライアンス各校の講師らがパネリストとなるほか、参加者もチャットで参加できる仕組みです。
参加は無料。申し込みが必要。申し込みはこちら。
またJUIDAアンバサダーとして公式行事でパフォーマンスを披露するなどで活躍しているシンガーソングライターのSaashaは5月25日、19:00から、無観客ライブを配信するオンラインコンサートを開催します。参加は1500円(チケット代1000円と管理上の“送料”500円)。Saashaは「初めての試みで不安。ちゃんと皆んなが満足出来るような配信が出来るのか…!色々設定も頑張りました😭」と、ドキドキの配信になりそうです。
チケット購入はこちらから。
6月17日には「ドローンネットワーク会」も計画中。DRONE FUNDで活躍した国際航業の近藤建斗氏を中心に、親交のある経営者、起業家らが“飲み会”含みで企画しています。開催は18:00~20:30で、カリキュラムはざっと以下の通りです。
第1部:全体エキスポ=代表者によるショートプレゼンテーション
第2部:ドローン横丁=5つのテーマごとにセッションを繰り広げるグループに分かれ、それぞれ盛り上がります。第1部の発表者がファシリテーター(zoomホスト)をつとめます。パネラーも待機しています。参加者はいずれのグループにも入ることができ、出入りは自由です。
第3部:ラウンドテーブル=メインルームに戻りzoom飲み会で盛り上がります。
参加申し込みはこちらから。
インターネットの活用はDJIが新製品の発表、説明会に積極的に取り入れていて、今月も新製品の説明会に使っています。「産業機の決定版」、「全部乗せ」など、発表と同時にドローン関係者の話題を独占した産業用の「MATRICE 300 RTK&ZENMUSE H20」や、コンシューマー向けで34分の飛行ができ、8Kハイパーラプスの撮影が可能な「MAVIC Air 2」では、発表会とは別の説明会も行われました。JUIDAも会員向けにオンラインセミナーを配信するなどに活用しています。さらに活用が広がり、ドローンの魅力発信や課題解決の有力な手段となりそうです。