国交省航空局は9月1日付けでHP上の「管理団体」、「講習団体」といったドローンスクールに関する情報を更新した。「操縦者に対する講習等を実施する団体」である講習団体は前月から49増えて869に、管理団体は前月より2増えて51になった。
講習団体のうち、9月1日の新規掲載は53。前月から4団体が姿を消し、全体で49の増加となった。一般社団法人日本UAV利用促進協会(JUAVAC、東京)を管理団体とする新規掲載が17あり、全体の増加をけん引した。
JUAVACは2017年6月1日付で1団体が講習団体に名を連ねており、今回の2020年9月1日付更新で管理団体にも加わった。系列17を含め18の団体を束ねる管理団体となった。管理団体にはJUAVACのほか、株式会社Flight PILOTの、あわせて2団体が新規掲載となった。
なお、9月1日に新規掲載された講習団体では、管理団体を持たない無党派は1団体のみ。この1年間、講習団体の増加は、管理団体を持たない独自スクールの勢いがリードしてきたが、今年度に入ってからは管理団体による増設が主力となっている。
また、51の管理団体を所在地のある都道府県別でみると、東京都所在の管理団体が21と他を引き離している。次いで大阪府、京都府の3、愛知県、福岡県、岡山県、長崎県が2となっている。