一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は11月25日に都内で開催される学生向けの航空業界セミナー「航空技術産業セミナー」(公益社団法人日本航空技術協会など主催)に参加する。航空業界にとって急務な人材確保と、学生の航空業界への就職希望などを叶えることを目指すための開催で、JAXA、ANA、IHIなど航空宇宙関連企業や研究機関、官公庁などが参加する。JUIDAも学生に向けて取り組みをアピールし浸透を図る。
参加リストにはIHI、朝日航洋、JAXA、海上保安庁、川崎重工業、国土交通省航空局、ジェットスター、ジャムコ、スカイマーク、SUBARU、ANA、電子航法研究所、中日本航空、日本航空、日本飛行機、JUIDA、ピーチアビエーション、三菱重工業の18団体の名が並ぶ。場所は東京・飯田橋の会議場「ベルサール飯田橋ファースト」(東京都文京区後楽2-6-1住友不動産飯田橋ファーストタワーB1)で、12:30~18:30。
各機関が業務内容を紹介するブースを設置するほか、国交省航空局、川崎重工、ANAは特別講演も行う。日本航空技術協会によると、航空業界にフォーカスした学生向け産業セミナーの開催は今回が初めてという。
長岡技術科学大学安全安心社会研究センター(センター長:門脇敏教授)は1月21日、「航空安全とドローン安全」をテーマにした特別講演会を開催する。公益社団法人日本航空技術協会(JAEA)の稲垣充理事が「航空安全」について、安全安心社会研究センターの木村哲也副センター長(長岡技大教授)が「ドローン安全」について講演するほか、パネルディスカッションも行う。講演会を主催する安全安心社会研究センターは長岡技大が「システム安全」の啓発を目的に2008年に設置し、政策提言、情報発信、調査研究を行っている。今回の特別講演は、会場参加とオンライン参加とが選べる。
特別講演会ではシステム安全の視点からドローンや安全を考察する。ドローンの実務や運用などは直接の対象ではない、主催者は「本講演会は長岡技術科学大学安全安心社会研究センター主催の学術的講演会であり、航空安全とドローン安全との円滑な融合のための、システム安全に基づく方法論研究が主題です。ドローン操縦ライセンス制度等の実務的な話題は取り扱いません」と、実務に関するテーマでないことについて念を押している。
概要は以下の通り
■日時:1月21日(土)、14:30~
■会場:
①田町グランパークカンファレンス302+303会議室
(東京都港区芝浦3丁目4-1田町グランパーク、人数限定、申込順)
②オンライン(Zoom)
■主催:長岡技術科学大学安全安心社会研究センター
■テーマ:航空安全とドローン安全
14:15 受付
司会:安全安心社会研究センター・副センター長、木村哲也教授
14:30 開会の挨拶:安全安心社会研究センター・センター長、門脇敏教授
14:35 講演1「航空安全」(耐空性維持)」(公益社団法人日本航空技術協会<JAEA>・稲垣充理事)
15:45 講演2「ドローン安全」(長岡技術科学大学・木村哲也教授)
16:30 パネルディスカッション(テーマ:航空安全とドローン安全の融合)
パネラー:JAEA稲垣理事,センター客員研究員若干名
ファシリテーター:木村哲也教授
■申し込み:必要事項をメールで連絡。こちらのサイトで確認を