半導体などの電気部品関連商社、株式会社レスターエレクトロニクス(東京)と、ドローン関連サービス、ブルーイノベーション株式会社(東京)は8月11日、両者の知見を持ち寄り、物流産業の倉庫、製造業の工場などの作業を無人化、省人化するトータルソリューションを構築する共同プロジェクトに取り組むと発表した。プロジェクトに賛同する企業などのパートナーとしての参加も募るという。
共同プロジェクトには両社の強みを持ち寄り、それらの融合を目指す。レスターのセンサー、AIの知見やそれらを活用のために選んだ最適なハードウェア、ブルーイノベーションのドローン、ロボットなどを統合制御するプラットフォームBlue Earth Platform(BEP)などを組み合わせることになる見込みだ。
両社は共同事業を「SccS」と名付け、人手に頼りがちな作業現場の自動化、機械化を支援し、現場業務のリモート化の推進に寄与することを目指す。倉庫の棚卸や在庫管理、工場やプラントの点検などの用途を想定しているほか、パートナーと連携しさらなる拡大を目指す。