ドローンの運用サポートや講習などのサービスを手掛ける株式会社ダイヤサービス(千葉市)が、乳がんの早期発見の啓発活動に取り組んでいる。啓発活動の象徴であるピンクリボンを着用したり、ドローンにピンクリボンのステッカーを張り付けたりすることを通じ、啓発を支援する取り組みで、「FLY FOR THE PINK RIBBON」キャンペーンなどとして展開している。ドローンと直接のつながりが薄いとみられがちな分野に間接的にでも貢献する取り組みとして、誰にでも取り組む方法があることを示す一例となる。
ダイヤサービスが展開しているのは、ピンクリボン活動、「FLY FOR THE PINK RIBBON」キャンペーンなど。
ピンクリボン活動は10 月のピンクリボン月間の間、ピンクリボンバッジを身に着け、ドローンにピンクリボンステッカーを貼り、ピンクリボンをイメージした備品の利用に努め、ピンクリボンをイメージしたドローンを使う。
またFLY FOR THE PINK RIBBONキャンペーンも主催し、ピンクリボンステッカーを貼ったドローンが飛行している写真のSNS への投稿を呼び掛けている。賛同して写真を投稿する場合は「#flyforthepinkribbon」のハッシュタグを付けて、ピンクリボン活動への思いを寄せてFacebook, Instagram, YouTube, LinkedInなどのSNSにアップすることを呼び掛けている。
ドローンにはるステッカーは、ダイヤサービスでも販売している。3cmサイズ(5枚入り1,000円)と8cmサイズ(2枚入り1,500円)があり、売上は送料・資材など実費の200円分を差し引いた全額を、公益財団法人日本対がん協会が乳がん制圧のために設けた「ほほえみ基金」に寄付することにしている。
今回のキャンペーンは2021年10月1日~2021年10月31日。同社の戸出智祐代表は、「女性の多い会社としてできることがあるのではないかと考えました。食生活の欧米化に伴い、日本でも乳がんを患う方が増えていると聞いております。一人でも多くの女性が、早期検査・早期治療に前向きになっていただけること、そしてその重要性を一人でも多くの男性に知っていただけることを目指し、キャンペーンに取り組みます」と話している。この取り組みは同社のスタッフが中心となって展開しているという。
同社は専用ページも開設している。