(プレスリリースをそのままお届けします)フジインバック、朝日航洋、スカイマティクスの三社とJAXAは、日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で回収した砂を地球へ持ち帰るプロジェクトにおいて、無人航空機による空撮オペレーションと画像解析技術を応用することにより、地球上に落下したカプセルを検出する技術を開発すると共に、この度のカプセル回収作業において早期のカプセル回収に貢献致しましたことをお知らせします。
広大な砂漠地帯でのカプセル回収作業においては、カプセルが発信するビーコン情報を元に有人ヘリにより探査する方式が採られていますが、ビーコンの故障などの事態に対応するため、「はやぶさ2」プロジェクトよりバックアップ策の一つとして「無人航空機と画像解析技術を用いたカプセル検出システム」の検討が開始されました。
この度、フジインバックにて無人航空機の開発を、朝日航洋にて搭載センサの選定、機材の提供を、スカイマティクスにて画像処理技術の開発をそれぞれ担当し、3社共同により「無人航空機によるカプセル検出システム」を開発、提供致しました。12月6日(日)未明に地球の大気圏に突入したカプセルは、同日早朝にオーストラリア南部の砂漠地帯に着地、それと同時にヘリコプターによる回収作業が行われました。その後、大気圏に突入する際にカプセルを保護したヒートシールドの捜索が無人航空機で開始され、砂漠地帯で撮影した画像でヒートシールドの落下地点を早期に特定することに協力しました。
フジインバック、朝日航洋、スカイマティクスは、これからも航空技術、画像解析技術の開発、提供通じてJAXAの宇宙航空事業の発展に貢献して参ります。
【会社情報】 会社名: 株式会社スカイマティクス 所在地: 東京都中央区日本橋本石町4-2-16 Daiwa日本橋本石町ビル6F 代表者: 代表取締役社長 渡邉善太郎 資本金: 1億円 事業内容: 産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売 会社URL: https://skymatix.co.jp/