ドローン運用ソリューション開発を手掛けるブルーイノベーション株式会社は年明け1月7日~10日に米ラスベガスで開催される先端テクノロジーのトレードショー、CES2020に単独でブースを出展する。同社の独自技術、プロダクトや連携するパートナー企業の取り組みなどを展示する方向で最終調整中だ。
単独での出展は日本のドローンスタートアップで初めて
CESに単独でブースを出展するのは、日本のドローンスタートアップではブルーイノベーションが初めて。出展場所はドローンや水中ドローンのブースが集中しているエリアの予定で、DJIや水中ドローンのCHASINGなどブースを構えていて、ドローン関連技術に関心の高い層の来訪が見込まれている。
ブルーイノベーションはブースで、ドローンやロボットなど複数デバイスを連携させ、ひとつの指示で目的の業務をこなす「Blue Earth Platform」(BEP)と呼ぶ同社が開発した“One Command Full Mission”のプラットフォームや、BEPをベースに屋内に特化した独自の機体と自動飛行技術により、倉庫内の棚卸などさまざまな屋内業務をドローンで実行する機体、システムが一体となったインドアフライトプラットフォーム「BI AMY(ビーアイエイミー)」などを世界にアピールする。
また同社のパートナー企業と連携したサービスや、ソリューションも展示する方向で最終調整中だ。
今回のCESには4500社以上の出展が見込まれている。日立製作所、トヨタ自動車、キヤノン、ソニー、パナソニック、東芝、ホンダ、TOTO、ダイキン工業など日本を代表する大手企業も現地法人を含めて出展を予定している。


DroneTribune代表兼編集長。2016年8月に産経新聞社が運営するDroneTimesの副編集長を務め、取材、執筆、編集のほか、イベントの企画、講演、司会、オーガナイザーなどを手掛ける。産経新聞がDroneTimesを休止した2019年4月末の翌日である2019年5月1日(「令和」の初日)にドローン専門の新たな情報配信サイトDroneTribuneを創刊し代表兼編集長に就任した。現在、媒体運営、取材、執筆、編集を手掛けながら、企画提案、活字コミュニケーションコンサルティングなども請け負う。慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム研究所員、あおもりドローン利活用推進会議顧問など兼務。元産経新聞社副編集長。青森県弘前市生まれ、埼玉県育ち。