株式会社建築検査学研究所(神奈川県)、日本システムウエア株式会社(東京都)、do株式会社(東京都)は3月5日、AI、ドローンなどのテクノロジーを活用した公正で適切な建築検査手法の研究、確立、普及を推進するため同日付で「建築検査学コンソーシアム」を設立したと発表した。
コンソーシアムは、建築検査学研究所の大場喜和代表が取り組んでいる検査手法を体系化した「建築検査学」をベースに、ドローンや、建築検査学に基づいて構築したAIソリューションを活用して、公正、適切な建築手法を確立し、その方法を普及させることを目指す。これにより、建築検査で担当者個人の知見、経験に基づいて作成された報告書がトラブルになることを防ぐ。
コンソーシアムは今後、賛同する会員企業を募り、統一した手法に基づく検査を展開する。設立当初は、建築検査学研究所の実務の委託を受けてきた株式会社FLIGHTS(東京)が実務を支援する。
建築検査技術・手法の研究、実践のほか、教育活動、勉強会、講演会、セミナーの開催などを行う。
3月5日から会員募集を開始している。問い合わせは建築検査学コンソーシアムまで。