神奈川・湘南海岸公園の新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)が1月15日に開催した自由参加型のエコ活動「えのすいecoデー」に、「湘南Boys&Girlsコンテスト2022」の入賞者3人が参加した。3人はトング、手袋、バケツを手にプラスチックごみやたばこの吸い型などを拾い、活動記録のために空撮を担ったドローンに手を振った。
参加したコンテスト入賞の3人は花倉樹美さん、内田竣介さん、二宮寛明さん。一般の参加者ら約100人とともにスタッフの説明を聞いたあと、軍手、トングなどを持ち砂浜で活動をした。説明のさいには新江ノ島水族館の山崎祐一郎さんが「ビーチクリーンで拾ってほしいものは、マイクロプラスチックなどの海に還らないものです。流木など海に還るものは取らないようにお願いします」と話しており3人は、「これは海に還らないものだよね」などと砂浜を見ながら活動にいそしんだ。また活動記録のために空撮するドローンに向かって手を振る様子も見られた。
「えのすいecoデー」は新江ノ島水族館が毎月第3日曜日の午前に開催している自由参加活動で、海岸を清掃するビーチクリーンを行ったり、砂浜に打ちあがる漂着物を観察したりする。無料で手ぶらで予約なしに参加できる手軽さが特徴で、参加者は受付で軍手、ゴミ袋、トング、バケツなどを借りられる。ビーチクリーン参加者は、海岸で見つけた貝殻やガラス片シーグラスなどを使ってビーチコーミングアートづくりに参加できる。
活動が行われた新江ノ島水族館の目の前の片瀬西浜は、2018年6月にドローン飛行イベント「湘南UAVデモンストレーション」が開催され、2020年には7月から8月にかけて、新型コロナウイルスの感染対策として海水浴場の開設が見送られた海岸の安全を確保するためドローンとライフセーバーとが連携するパトロール活動が行われるなど、ドローンと縁が深い。
この日は花倉さんら3人が選出された湘南Boys&Girlsコンテスト2022に参画した株式会社ジェイコム湘南・神奈川 湘南・鎌倉局(藤沢市)が取材、撮影しており、藤沢エリアでは1月21日(土)、22日(日)の各日午前11時、14時、17時、20時半にJ:COMチャンネルの「WEEKLYトピックス」で紹介される予定だ。