世界最大のテックトレードショーCES2020に開設される日本のJ-Startupパビリオンに出展する企業29社に選ばれた株式会社エアロネクストは12月12日、「空飛ぶゴンドラ」の原理試作一号機「Next MOBILITY®」を展示すると発表した。、CES 2020開催直前に行われる公式メディアイベント「CES Unveiled Las Vegas」にも参加し、米国での初お披露目を仕掛ける。
エアロネクストの『空飛ぶゴンドラ』は、人が乗れるVTOL(垂直離着陸機)で、重心制御技術「4D GRAVITY®」やVTOL の重心制御技術「ティルトボディ」を搭載し、揺れの少ない快適な飛行体験を提供することがコンセプト。地点間の移動の利便性よりも、空飛ぶ体験そのものを目的としているとことが特徴だ。エアモビリティの社会受容性を高めることが期待される。
J-Startupパビリオンには、エアロネクストのほか、10月の「第46回東京モーターショー2019」で米国インテルとコラボをして「ドローンライトショー」を展開したFPV Robotics 株式会社も出展企業に選抜。ドローン以外に、ウェアラブルデバイス、子育てサポート、多言語など幅広い技術を持つ日本のスタートアップが出展する。
J-Startupは経済産業省が革新的なビジネスモデルや技術を持つ企業の世界展開をサポートする取り組みで、今回のパビリオンにはJ-Startup スタートアップ6社と、それ以外に選抜されたスタートアップあわせて29社の出店が決まっている。