千葉・幕張で開催中のJapanDrone2023の入場者が前回を上回るペースで推移している。会場のにぎわいが関係者に伝わり、来場者の上積み効果を演出している可能性がある。27日の2日目までの来場者数は13,040人。会場では客足をとめる演出が続き、笑顔がはじけている。
2日目までの入場者の合計は13,040人で、初日の26日が6,668人、2日目の27日が6,372人だった。前回2022年の開催時は初日が6497人、2日目が5671人と2日目までで12,168人で、2日目時点で872人、前回の入賞者数を上回っている。会場内で多くのにぎわい演出が工夫され、客足の上積みを後押ししているとみられる。
メンバーの結束力の高さで知られるドローン大学校は入口付近にブースを構え、卒業生らが絶えず行き来して談笑が絶えない。水素燃料電池ドローンを開発する株式会社RoboDEX(ロボデックス、横浜市)は期間中、毎日4回行うプレゼンテーションを、軽快な音楽とスモーク光と、ダンサー3人によるパフォーマンスで客足を止める。制御技術のスタートアップ、炎重工株式会社(岩手県滝沢市)は、岩手県大船渡市の港湾に停泊させている船舶ドローンを、JapanDroneの会場である千葉・幕張メッセから操縦する体験で目を引く。
デモンストレーションや提案がもりだくさんのJapanDroneは最終日の28日を迎え、来場者の盛り上がりが高まっている。