東京ビッグサイトで開催中のロボット、自動技術の展示会「ロボデックス」に出展中のCFD販売株式会社(東京)のブースで2月13日、中国の水中ドローンメーカーQYSEA社製「FIFISH V6 PLUS」の黒い機体が届き、水中ドローンを知る人が「お、かっこいい」とのぞき込みに来るなどちょっとした話題になった。
本体の塗装をカスタマイズできる
黄色がスタンダードなFIFISHの本体はイエローがスタンダードだが、黒い機体は、本体の塗装を自在にカスタマイズできることを示すモデルで、日本では「実機が公開されたのはたぶん初めて」という。法人が企業のイメージカラーにあわせて活用するなどの需要が見込めそうだ。
ブースには円柱状の水槽で水中ドローンがくるくると軽やかに動く様子を見せるデモンストレーションが展開されたり、日本で水中ドローンの認知を拡大させた立役者的な存在となった中国CHASING社製の水中ドローンも展示されたりして、多くの来場者が足を止めていた。
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村山 繁
DroneTribune代表兼編集長。2016年8月に産経新聞社が運営するDroneTimesの副編集長を務め、取材、執筆、編集のほか、イベントの企画、講演、司会、オーガナイザーなどを手掛ける。産経新聞がDroneTimesを休止した2019年4月末の翌日である2019年5月1日(「令和」の初日)にドローン専門の新たな情報配信サイトDroneTribuneを創刊し代表兼編集長に就任した。現在、媒体運営、取材、執筆、編集を手掛けながら、企画提案、活字コミュニケーションコンサルティングなども請け負う。慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム研究所員、あおもりドローン利活用推進会議顧問など兼務。元産経新聞社副編集長。青森県弘前市生まれ、埼玉県育ち。