ドローンの大型展示会「Japan Drone 2020」は9月29日午前10時の開幕を前に、各ブースでの準備は着々と進んでいる。午前9時には元気なあいさつが始まったブース、大型展示の準備が整ったブースなどさまざまだ。新型コロナウイルスの影響で時期、規模、日程のすべてで影響を受けた中で、展示会として感染拡大を徹底しながら催事の開催ができるかどうか、ドローン産業の振興を下支え出来るか、さまざまな成果が試される。
ブルーイノベーション株式会社は午前9時にスタッフがブースに集まり朝礼で元気を注入した。ブルーにとってイベントでブース出展時の恒例行事で、拍手があがると周囲のブースの準備中のスタッフも様子を見守るなど、「元気」の拡散効果は会場中にゆきわたった。
株式会社テラ・ラボは直前まで整備していた翼長8メートルの長距離機「SKY DOLPHINE」を、中継車とともに設置。入場口に近い大きなブースで来場者を待つ。
一般社団法人ドローン大学校も、イベントでは入口付近にブースを構えることで知られる。今回は入場口に近いところにブースを構え、早朝から名倉真悟代表理事を筆頭にスタッフが準備に奔走する姿がみられた。このほか日本海洋、大型ゾーンなどがこれまでと違うJapanDroneの開幕を待つ。
ゲートが開く10分前にはJUIDAの鈴木真二理事長が会場に向けて「時期をずらし、1日短縮するなど時間も変更する中での開催となりますが、来場者やほかぼブースとの交流を深めて頂きたい」とあいさつした。