ドローン運用ソリューション開発を手掛けるブルーイノベーション株式会社は年明け1月7日~10日に米ラスベガスで開催される先端テクノロジーのトレードショー、CES2020に単独でブースを出展する。同社の独自技術、プロダクトや連携するパートナー企業の取り組みなどを展示する方向で最終調整中だ。
CESに単独でブースを出展するのは、日本のドローンスタートアップではブルーイノベーションが初めて。出展場所はドローンや水中ドローンのブースが集中しているエリアの予定で、DJIや水中ドローンのCHASINGなどブースを構えていて、ドローン関連技術に関心の高い層の来訪が見込まれている。
ブルーイノベーションはブースで、ドローンやロボットなど複数デバイスを連携させ、ひとつの指示で目的の業務をこなす「Blue Earth Platform」(BEP)と呼ぶ同社が開発した“One Command Full Mission”のプラットフォームや、BEPをベースに屋内に特化した独自の機体と自動飛行技術により、倉庫内の棚卸などさまざまな屋内業務をドローンで実行する機体、システムが一体となったインドアフライトプラットフォーム「BI AMY(ビーアイエイミー)」などを世界にアピールする。
また同社のパートナー企業と連携したサービスや、ソリューションも展示する方向で最終調整中だ。
今回のCESには4500社以上の出展が見込まれている。日立製作所、トヨタ自動車、キヤノン、ソニー、パナソニック、東芝、ホンダ、TOTO、ダイキン工業など日本を代表する大手企業も現地法人を含めて出展を予定している。