フォトグラメトリ―(SfM)のスイスPix4Dは6月9日、オンライン測量、建設現場モニタリング向けの新しいマッピングプラットフォーム「Pix4Dcloud」「Pix4Dcloud Advanced」の商用リリースを発表した。
「Pix4Dcloud」「Pix4Dcloud Advanced」はドローンで撮影した画像などから2Dマップや3Dモデルを生成するためのフォトグラメトリー(SfM)処理をするスタンドアロンクラウドソリューション。Pix4Dcloud Advanced は Pix4Dcloud の機能を拡張し、建設業界で要望の多い時系列モニタリングと精度向上ツールを搭載している。
Pix4Dcloud Advanced は、地上標定点(GCP)を含むプロジェクトをクラウド上で直接処理することを可能にした。「AutoGCPs」の機能に機械学習とコンピュータビジョンを組み合わせ、GCPの中心点をピクセルレベルの精度でほぼ瞬時に自動的にピンポイント認識するという。
またインタフェースを一新し、全プロジェクトとデータセットをドライブの1か所で管理できるようにした。プロジェクトと現場をその場で検索することができるようになったほか、マップビューではアノテーションとオーバーレイが自動的にグループ化される。グループ化されたレイヤーは1クリックで非表示にでき、複数のアノテーショングループを作成し、シンプルに整理することが可能となった。