【BIカンファレンス】新型球体ドローンELIOS2を正式発表 7つのセンサーで操縦性能大幅向上

2019.09.20

  ドローンのソリューション開発と提供を手掛け、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の事務局運営にも関わるブルーイノベーション株式会社(東京)は9月22日、同社の取り組みを紹介する「Blue Innovation Conference 2019」(BIカンファレンス)を開催し、スイスのドローンメーカー、フライアビリティ社が開発した屋内点検ドローン「ELIOS」の新製品、「ELIOS2」を正式に発表した。ブルーイノベーションの熊田貴之社長は「屋内点検にイノベーションを起こすと確信している」と述べた。

3Dモデリング作成機能搭載 かざりさんも登壇

ELIOS2を発表するブルーイノベーションの熊田貴之社長(右)と、タレントのかざりさん

  新型機ELIOS2は、従来機同様、機体全体をガードで覆った、球体ドローンでサイズは直径40センチと従来機と同じ。重さは1450グラムと、従来機の2倍になっている。

  特徴のひとつは、ガードと本体を固定させたうえで、本体の7か所にセンサーを新たに搭載したこと。壁面との距離を一定に保ち、複雑に入り組んだスペースでも安定した飛行、ホバリングを可能にした。4Kカメラと赤外線カメラ、1万ルーメンの強力なLEDライト、防塵ライトで撮影性能を向上させたほか、本体を覆うガードのうち、カメラの全面部分を開放させ、ガードが映像に映り込まないように工夫した。

  さらに静止画撮影機能、映像の歪みを平面に補正する機能、対象個所の長さが計測できる測定機能、3Dモデリング作成機能を搭載し、点検の計画から報告書作成まで一貫してサポートが可能になるようにした。

  発表会ではELIOS2が安定したフライトを披露。特別ゲストとして元自衛官のコスプレアイドル、かざりさんが登壇し、ELIOSがかざりさんの腕にランディングし、安全性をアピールした。

  熊田社長は、これまでインドアドローンに取り組んできて、昨年6月にELIOSと出会い業務提携をしたなどの経緯を説明。「反響が大きく、週に2、3日、現場で運用をしたり、納入をしたりといった状況」と関心が高まっていることを説明。ELIOS2については、「操縦性が飛躍的に向上し、新機能も搭載されていて、今後、屋内点検には間違いなくイノベーションを起こす。そう確信している」と説明した。

発表会場でELIOS2がフライト
会社の理念や取り組み状況などを説明するブルーイノベーションの熊田貴之社長
ELIOS2ではカメラの視界にガードがかからないよう開放されている
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