ブルーイノベーション、新屋内飛行システム「BI AMY2」発売を発表 京セラと移動通信中継局の開発も

2020.01.12

  ラスベガスで開催された世界最大のテクノロジートレードショードCES2020で、ブルーイノベーション株式会社(東京)は、ドローンの屋内飛行をより高い精度で実現させる「BI AMY2(ビーアイエイミー・ツー)」の発売と、京セラとの移動通信中継局の共同開発方針を1月9日に発表した。

BI AMY2は「マルチセンサーポジショニング」搭載で「誤差1センチの精度」

  同社が発売を発表したBI AMY2は、工場や倉庫など屋内でのドローンの飛行を精密に遂行させる同社のプラットフォーム「BI AMY」の刷新版。ドローン本体と運用に必要なソフトウェアなどを一体化させたシステムで、ドローンの屋内業務に不可欠な、自分の居場所を正確に割り出す自己位置推定機能を飛躍的に向上させた。

  自己位置推定機能の向上に採用されたのが、複数のセンサーを接続させる「マルチセンサーポジショニング」で、この技術の搭載により「世界トップレベル」(同社)の誤差1センチの精度を実現したという。

  最適なルートを自動で設定する「セルフナビゲーション」を搭載したほか、同社の基幹技術である他のロボットやドローンを連携して制御、管理し、ひとつの判断で最終的なミッションをこなす「One Command Full Mission」をこなすクラウドシステム「Blue Earth Platform」(BEP)の一環で運用されることも特徴だ。

  また京セラと共同開発をする移動通信中継局は、災害現場など携帯電話の電波が届かないエリアで、ドローンの飛行で携帯電話の通信を可能にする技術。ドローン内の通信ユニットが自動で通信網を形成する。ブルーイノベーションがサーバー対応やインタフェースの構築を担い、京セラが通信ユニットの開発を担う。CESではブルーイノベーションブースで参考出品。今後の法令改正などをふまえ2021年度中の商用化を目指すという。

  ブルーイノベーションはCES2020で日本のドローンスタートアップとして初めて、単独でブースを出展した。

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