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  • 2022.6.13

    【JapanDrone2022】ブルー、LiDAR搭載の「ELIOS3」をJapanDrone2022で実演へ 飛行中に3Dモデル作成可能

    account_circle村山 繁
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    スイスのドローンメーカー、Flyability社(ローザンヌ)と業務提携をしているブルーイノベーション株式会社(東京都文京区)は、Flyabilityが5月19日に発表したLiDARを搭載型屋内用球体ドローン「Elios 3」を、6月21日に千葉・幕張で開幕するJapanDrone2022で公開すると発表した。6月21日11時に、ブルーイノベーションのブースで発表会を開催し、デモンストレーションを行う。ELIOS3は、飛行中にリアルタイムに高精度3Dマップを作成し、専用解析ソフト「Inspector 4.0」を使うことで解像度の高い3Dレポートを出力し、異常を検出した位置をマップ上に表示する。飛行の操作性、安定性も高めた。

    SLAMエンジン「FlyAware」に期待 6月21日に展示ブースで発表とデモンストレーション

    ELIOSシリーズは球体ガードに覆われた衝突体制の高い屋内点検用ドローンとして知られ、日本でもブルーイノベーションが紹介して以来、飛行中に設備にあたっても傷つけない安全性が評価され、上下水道や管路、工場、倉庫などの設備内の点検で実績を積み重ねている。

    ELIOS2で自己位置推定機能を強化するオプティカルフローセンサや赤外線センサーを搭載したほか、最大1万ルーメンのLEDライトなどを新たに備えて飛行、操作性、撮影などの機能の大幅な向上で利用者を驚かせたが、新モデルELIOS3はさらに飛行空間をリアルタイムに3Dモデル化するSLAMエンジン「FlyAware」を搭載するなどの進化を遂げた。ELIOS3の発表とデモンストレーションは、JapanDrone2022で大きな話題になりそうだ

    <発表は以下の通り>

    ブルーイノベーション株式会社 ドローン点検は「みる」から「はかる」へ。球体ドローン最新機種 「ELIOS 3」をJapan Drone2022 で発表 世界初、3D マッピング用 LiDAR センサーを搭載 点検・施設情報のリアルタイム3D 化で産業 DX を実現

    ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:熊田 貴之、以下 ブルーイノベーション)は、プラントやインフラ施設、工場や上下水道などの屋内点検向け球体ドローン「ELIOSシリーズ※1」の最新モデル「ELIOS 3」の国内発表およびデモンストレーションを、幕張メッセで開催される「Japan Drone 2022」の会期初日である 6 月 21 日(火) 11:00 より、ブルーイノベーションブース・ステージ(ブース No.AG-11 https://www.blue-i.co.jp/japan-drone/)にて行います。

    ELIOS 3 は、世界初の屋内3D マッピング用 LiDARセンサーと、飛行空間をリアルタイムに3D モデル化するSLAM エンジン「FlyAware™」※2を搭載しており、点検対象箇所・施設の多角的かつ高精度なデータ取得と、空間情報の3D化によるドローン周辺環境の容易な把握、それによるドローン操作 の簡易化と高い安定飛行性を実現しました。さらに、取得データはELIOS 3と同時リリースされる専用解析ソフト「Inspector 4.0」※3を通して高解像度な3Dレポートとして出力され、施設の破損や異常箇所の位置を3Dマップ上で正確に把握・共有することができます。

     

    ブルーイノベーションはこれまで、多くのプラントや工場でELIOSシリーズを活用した柔軟な点検体制を構築し、点検に係る危険作業や膨大なコスト、労働力不足などの課題を解決してきました。今回、施設状況や異常箇所をリアルタイムに3Dモデル化するELIOS3のリリースにより、点検業務のさらなる安全確保と効率化に加え、3Dデータ利活用による施設の運用・管理や予兆保全への貢献、DX化の推進に貢献していきます。

     

    ■ブルーイノベーション代表取締役社長CEO熊田貴之コメント

    今までのドローンを携帯電話(フィーチャーフォン)と例えると、ELIOS 3はスマートフォンだと言えます。既存の画像や映像による点検はもちろん、LiDARセンサーやSLAMエンジンの搭載により、リアルタイムの取得データの精度や範囲、深度、アウトプット、操作性や安全性など様々な要素が飛躍的に向上しました。さらに、各ユーザーの特定のニーズに応じたカスタマイズができるよう、ペイロードにも工夫がされています。ELIOS 3は、点検対象施設のフェーズや課題に合わせて進化する次世代点検ツールであり、皆様の業務改善、DX化推進に貢献できるものと確信しています。

     

    ■Japan Drone 2022開催概要

    会期:2022年6月21日(火)~23日(木)10:00~17:00

    会場:幕張メッセ展示ホール

    主催:一般社団法人日本UAS 産業振興協議会(JUIDA)

    URL:https://ssl.japan-drone.com

    ■会社概要

     ブルーイノベーション株式会社(東京都文京区)

     1999 年 6 月設立。複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのベースプラット フォーム「Blue Earth Platform®︎(BEP)」を軸に、以下ソリューションを開発・提供しています。http://www.blue-i.co.jp/

    ・点検ソリューション(プラント・工場・公共インフラなどのスマート点検、3D モデル化など)

    ・物流ソリューション(倉庫内在庫管理、物流など)

    ・オフィスソリューション(警備・防犯、監視、清掃など)

    ・教育ソリューション(社内人材育成、子ども向けプログラミング教育など)

    【用語解説】

    ※1)ELIOSシリーズとは

    ELIOS シリーズは、Flyability 社(スイス)が開発した、非GNSS環境下の屋内空間などの飛行特性に優れたドローンです。球体状のガードを備え、配管やボイラー、煙突といった人が入れない目視外の狭小空間や危険な場所の点検に適しており、これまでに以下の 3 機種がリリースされています。

    ・2018 年「ELIOS 1」

    ・2019 年「ELIOS 2」

    ・2021 年「ELIOS 2 RAD」(放射線の検知・計測)

    ブルーイノベーションは2018年に日本おける独占販売契約をFlyability 社と締結し、ELIOS シリーズを使用した点検ソリューションの提供を提供。プラントや発電所、下水道などを中心に200カ所(2022年3月末時点)を超える屋内施設でのドローン点検の導入実績を有しています。

    詳細はこちら(https://www.blue-i.co.jp/elios2/)をご覧ください。

    ※2)SLAM エンジン「FlyAware™」

    最新の LiDAR 技術とコンピュータビジョン、高性能グラフィックエンジンを組み合わせから成り、センチメートル単位の精度の屋内 GPS として機能。高度な自己位置認識とマッピング能力を有し、点検だけではなく空間の高精度な三次元化や測量を可能にしました。

    ※3)ELIOS3専用解析ソフト「Inspector 4.0」

    Inspector4.0 は ELIOS3の専用解析ソフトです。ELIOS3が取得した各種データから高解像度な3Dモデルレポートを作成・表示し、施設や点検箇所の状況を直感的に把握できます。

    AUTHER

    村山 繁
    DroneTribune代表兼編集長。2016年8月に産経新聞社が運営するDroneTimesの副編集長を務め、取材、執筆、編集のほか、イベントの企画、講演、司会、オーガナイザーなどを手掛ける。産経新聞がDroneTimesを休止した2019年4月末の翌日である2019年5月1日(「令和」の初日)にドローン専門の新たな情報配信サイトDroneTribuneを創刊し代表兼編集長に就任した。現在、媒体運営、取材、執筆、編集を手掛けながら、企画提案、活字コミュニケーションコンサルティングなども請け負う。慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム研究所員、あおもりドローン利活用推進会議顧問など兼務。元産経新聞社副編集長。青森県弘前市生まれ、埼玉県育ち。
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