一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とデジタルハリウッド・ロボティクスアカデミーは空撮作品コンテスト「Drone Movie Contest 2020」のグランプリと審査員賞の入賞者を発表した。グランプリには瀬戸内ドローンプロジェクトの「ASAKUCHI Fireworks display 2019」が選ばれた。9月29、30日に延期開催を予定しているドローンの大規模展示会Japan Drone 2020が予定通り開催された場合、入賞作品の上映と表彰式を行うことにしている。
このほか、「エイミー賞」に株式会社一旗の「DRONE×NINJA DAIJUJI ドローン×忍者~大樹寺~」、「伊藤賞」に石橋建氏の「KOH LIPE」、「猪川賞」に、瀬戸内ドローンプロジェクトの「ASAKUCHI Fireworks display 2019」が決まった。瀬戸内ドローンプロジェクトはグランプリとのダブル受賞となった。
また、齋藤英雄氏の「2019 JPKA ISE WAN CUP ~Japan Kite Racing First Round~」、向田隆氏の「終わりなき旅~山下財宝を探して~」、Marks Branding incの「佐渡―Sado Island-/Into Japan Nature」が最終審査まで入賞を競った。
コンテストでは写真家、映画監督のAIMY MORI氏、ドローングラファの伊藤広大氏、英語損門Webマガジン「PRONEWS」やドローン専門Webマガジン「DRONE」編集長の猪川トム氏、株式会社Dron e motionが審査員を務め、JUIDAの岩田拡也常務理事が監修した。
Drone Movie Contest 2020の受賞者は本来、2020年3月に開催予定だったJapan Drone 2020で発表される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために開催が9月に延期されたため、入賞者を3月に先行発表した。見直し案件が浮上したために審査を見直し、4月に入ってから改めて受賞結果を公表した。Japan Drone 2020が9月に開催される場合にはそこで表彰式が開催される予定だ。