千葉・幕張で開催中のJapanDrone2023の入場者が前回を上回るペースで推移している。会場のにぎわいが関係者に伝わり、来場者の上積み効果を演出している可能性がある。27日の2日目までの来場者数は13,040人。会場では客足をとめる演出が続き、笑顔がはじけている。
2日目までの入場者の合計は13,040人で、初日の26日が6,668人、2日目の27日が6,372人だった。前回2022年の開催時は初日が6497人、2日目が5671人と2日目までで12,168人で、2日目時点で872人、前回の入賞者数を上回っている。会場内で多くのにぎわい演出が工夫され、客足の上積みを後押ししているとみられる。
メンバーの結束力の高さで知られるドローン大学校は入口付近にブースを構え、卒業生らが絶えず行き来して談笑が絶えない。水素燃料電池ドローンを開発する株式会社RoboDEX(ロボデックス、横浜市)は期間中、毎日4回行うプレゼンテーションを、軽快な音楽とスモーク光と、ダンサー3人によるパフォーマンスで客足を止める。制御技術のスタートアップ、炎重工株式会社(岩手県滝沢市)は、岩手県大船渡市の港湾に停泊させている船舶ドローンを、JapanDroneの会場である千葉・幕張メッセから操縦する体験で目を引く。
デモンストレーションや提案がもりだくさんのJapanDroneは最終日の28日を迎え、来場者の盛り上がりが高まっている。
奈良エリアの大型コンベンション施設、奈良県コンベンションセンター(奈良市)で7月22日(金)の午後に開催される『第一回京阪奈ドローンフォーラム』(主催:京阪奈ドローンプロジェクト実行委員会:実行委員長・増尾朗)で、“ウラMC”として運営のサポートをするササモモさん(佐々木桃子さん)が、YouTube番組「ささももちゃんねる(ササモモCH / sasamomo)」で、ウラ配信をする。
ササモモさんは、京阪奈ドローンフォーラムで、開幕直前にステージから会場案内をしたり、後半のパネルディスカッションでパネリストとともに登壇したりと運営をサポートする。また講演と同時に行われている展示会場の様子を、ご自身の発信媒体、「ささももちゃんねる」で副音声的にウラ配信をする。
「“ウラMC”として、現場の雰囲気をリアルに生々しくお伝えできるよう、精一杯がんばりま~す」と楽しみにしている。
ササモモさんは以下のように投稿している
\今週7.22は京阪奈ドローンフォーラム開催/
ササモモです♬
🔻公式ページ🔻
https://www.keihanna-drone.com
🔻掲載記事🔻
【京阪奈ドローンフォーラム】ステージの様子をLIVE配信 へ
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ONLINE配信URLが届きました😲✨
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🙌おもて(本配信)12時50分開始予定
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#京阪奈ドローンフォーラム2022
奈良エリアの大型コンベンション施設、奈良県コンベンションセンター(奈良市)で7月22日(金)の午後に開催される『第一回京阪奈ドローンフォーラム』(主催:京阪奈ドローンプロジェクト実行委員会:実行委員長・増尾朗)で、メインMCを奈良テレビ放送(奈良市)の名倉涼アナウンサーが務めることが判明した。ドローン黎明期に女性オペレーターチームを率い、現在も水中ドローンの普及などを含めて多角的、精力的に活動するたササモモ(佐々木桃子)さん、ドローントリビューンの編集長、村山繁もサポートをする。
メインMCを務める名倉涼さんは、もともとWEBデザイナーやCGクリエイターをキャリアのベースとしながら、5年前に奈良テレビアナウンス室に配属された変わり種。「4、5年前」(名倉さん)にドローン検定を取得していて、業務で社有ドローンを飛ばし、奈良県田原本町の遺跡や、近鉄の観光特急、青の交響曲(シンフォニー)を撮影した経験も持つなど、ドローンへの興味は強い。
今回の京阪奈ドローンフォーラムでのメインMC器用については、ドローン検定をとって以降、制度も法律も環境も大きくかわってます。私は知識をアップロードできていないのできちんと務まるのか不安ですが、どう変わっているのか、どうなるのかを、リアルで直接、お話を聞くことができることがとても楽しみです。貴重な機会ですので、ご来場のみなさまにもドローンの魅力にふれて頂きたいし、それをきっかけに、奈良をはじめ京阪奈エリアでドローン前提社会を実現するきっかけになればいいなと思っています」と話した。
名倉さんは京阪奈ドローンフォーラムでは、13時から16時まで開催されるステージでの講演、パネルディスカッションなどを進行する。
なお、ササモモさんと、ドローントリビューン編集長の村山繁は、ステージの最後のプログラムとなるパネルディスカッションでは名倉さんの進行をサポートする。
京阪奈ドローンフォーラムは7月22日(金)12~17時に、奈良県コンベンションセンター(奈良県奈良市三条大路1丁目691-1)で開催される講演、展示で構成される大型イベント。講演には現在の日本のドローンシ-ンをけん引するキーマンが、13~16時に次々と登壇する濃密な3時間となる。展示は最新の機体、話題の技術、研究成果などを20以上の企業・団体が展示する。
申し込みは(https://form.run/@masuogroup-1652247094)で受け付けている。
水中ドローンの普及に力を入れている株式会社スペースワン(福島県郡山市)は9月26日、重さ1・3キロの小型水中ドローン「CHASING DORY」(チェィシング・ドリー)を11月に発売すると発表した。中国・深圳の水中ドローンメーカーCHASING-INNOVATION TECHNOLOGY(以下CHASING社)の新製品で、発表会にはCHASING社のAlex Chang CEOもかけつけ、新製品をアピールした。発表会は「しながわ水族館」で開催され、水中ドローンと水槽の生き物との共演も披露された。
CHASING DORYの最大の特徴は小型、軽量であることによる携帯性の高さだ。重さは1.3キログラムとノートパソコン並みで、全長24・4センチ、幅18・8センチとバッグに入れて運びやすい。重さ、大きさとも従来の同社の主力機、「GLADIUS mini」のほぼ半分だ。
本体は水の中を軽快に動くため5つのスラスターを備えている。操縦者から15メートル離れても通信が可能なベースステーションと呼ばれるブイを浮かべ、本体はそこからのびる15メートルのテザーロープにつながれている。操縦者からは水平方向に15メートル、水深15メートルまでの範囲で動き回れる。F1・6のレンズを備え1920×1080、30Fpsの動画撮影が可能だ。カメラの向きを上下させるためには、本体そのものを傾ける必要があり、上下それぞれ45度まで傾けた姿勢を維持できる。タブレット端末やスマートフォンで専用アプリをダウンロードして操作する。
発表会ではスペースワンの小林康宏社長が「水中ドローンの普及で新しい水の中の風景を気軽に楽しんでもらえると期待している」と話し、CHASINGのCEO、Alex氏が「水中ドローンではリーディングカンパニーであると自負している。発表会に登壇できて光栄だ」とあいさつした。スペースワンのドローン事業部、植木美佳さんがCHASING DORYの特徴を動画をまじえて紹介したあと、「実際に動いているところも御覧いただきます」と、水族館のデモンストレーションに来場者を誘導した。デモンストレーションでは、60種の900点の生き物が泳ぐトンネル水槽をCHASING DORYが自在に動く様子を確かめた。
スペースワンは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定のドローンスクールを運営するほか、水中ドローンのエキスパートを養成や普及を推進するための、一般社団法人日本水中ドローン協会(東京)も運営しており、水中ドローンの操縦技術を習得希望者に向けた水中ドローンスクール「GLADIUS CAMP」の運営も管理している。小林氏は「海に囲まれている日本で水中ドローンが根付けばもっと楽しく豊かになると思う」と水中ドローンの普及に力を入れる方針だ。
CHASING DORYの価格は5万9800円(税込み)。
・CHASING社HP:https://www.chasing.com/jp
・一般社団法人水中ドローン協会:https://japan-underwaterdrone.com/