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日本UAS産業振興協議会(JUIDA)と株式会社コングレは、6月4~6日に千葉・幕張メッセで開催したドローンの大規模展示会「第10回Japan Drone2025/第4回次世代エアモビリティEXPO2025」の来場者は3日間合計で、2万3049人と前年の2万1273人から1776人(8.3%)増えて閉幕したと発表した。

次の本開催は2026年6月の第11回 2025年11月に大阪版の開催も

次回の開催は2026年6月3~5日に、千葉・幕張メッセで「第11回Japan Drone2026/第5回次世代エアモビリティEXPO2026」として開催する。また本開催とは別に地方版として、2025年11月26、27日に大阪で「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」の開催も決まっている。

 今回の「第10回」の来場者数は、6月4日が7491人(前年初日の6961人から530人、7.6%増)、6月5日が7669人(前年2日目の7062人から607人、8.6%増)、6月6日が7889人(前年3日目の7250人から639人、8.8%増)だった。

 出展は285組(社・団体)で、国内が221組、海外64組(9か国・地域)だった。

 期間中に開催した「Japan Drone & AAM Awards 2025」の結果は以下の通り。

<ハードウェア部門>

最優秀賞:エバーブルーテクノロジーズ株式会社「除雪ドローン®」

<ソフトウェア・アプリケーション部門>

最優秀賞:株式会社ROBOZ「インドアドローンショー」

<Advanced Air Mobility部門>

最優秀賞:AeroVXR合同会社「①認証コンサルティング事業、②テストパイロット育成事業(JTPS)」

<海外部門>

最優秀賞:上海中研宏科ソフトウェア株式会社「車両とドローンの協調システム」

<オーディエンスアワード>

株式会社ROBOZ「インドアドローンショー」

<10周年記念特別賞>

株式会社Liberaware「IBIS2」

<審査員特別賞>

DIC株式会社「全方位マルチコプター HAGAMOSphere」

 また「Drone Movie Contest 2025」の結果は以下の通り。(敬称略)

<一般映像部門 グランプリ>

「厳冬の果て、流氷のまち羅臼」(LOVE.PHANTOM 宮川和之)

<縦ショート動画部門 グランプリ>

「【ホームビデオ】妖精のもりへ」(矢尾板亨)

<審査員特別賞(SEKIDO賞)>

「~四季が彩る安達太良山~福島」(武藤貴之)

<審査員特別賞(ごっこ倶楽部賞)>

「【ドローン撮影】イトーキ本社オフィスを飛行(2025ver.)」(株式会社イトーキ)

作品は以下のサイトで

https://ra-drone.dhw.co.jp/contest/

最終日の開場直後の入り口

AUTHER

村山 繁
DroneTribune代表兼編集長。2016年8月に産経新聞社が運営するDroneTimesの副編集長を務め、取材、執筆、編集のほか、イベントの企画、講演、司会、オーガナイザーなどを手掛ける。産経新聞がDroneTimesを休止した2019年4月末の翌日である2019年5月1日(「令和」の初日)にドローン専門の新たな情報配信サイトDroneTribuneを創刊し代表兼編集長に就任した。現在、媒体運営、取材、執筆、編集を手掛けながら、企画提案、活字コミュニケーションコンサルティングなども請け負う。慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム研究所員、あおもりドローン利活用推進会議顧問など兼務。元産経新聞社副編集長。青森県弘前市生まれ、埼玉県育ち。
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