深圳NOW! エアロネクスト深圳の川ノ上総経理がUAV EXPOサブフォーラムに登壇

2019.06.22

  中国・深圳で開催中のドローンの大規模展示会、International UAV EXPOで、日本から出展している株式会社エアロネクスト(東京)の深圳法人、天次科技(深圳)の川ノ上和文総経理が6月21日、サブフォーラムに登壇し、エアロネクストの技術を紹介した。中国を中心に世界各国の経営者、研究者ら約50人が川ノ上氏の発言に耳を傾け、スライドが投影されるたびにスマホのシャッターが切られるなど関心の高さを示した。

重心制御技術「4D Gravity®」を“ドローンのインテル”に!

4D Gravityの特徴をわかりやすく説明する川ノ上氏

  川ノ上氏総経理は、エアロネクストがドローンの課題をハードウェア技術で解決する企業であることを説明。一般にドローンは、飛行時に加速したり、向きを変えたりすると機体を傾けるが、同社の重心制御技術4D Gravity®を搭載すると、飛行中にドローンの機体が傾いても、積載した荷物は安定した姿勢を保ち続けることができることを、映像やデータを使って説明した。これにより、ラーメンの入ったどんぶりも、スープをこぼさずに運ぶことが可能になったり、橋梁の下にもぐった点検が容易になったりするという事例を紹介した。

  川ノ上氏は、この技術がすべてのドローンに搭載可能であることを強調。インテルが多くのコンピューターメーカーに採用され、マシンの信頼性を支えているように、4D Gravity®が、すべての機体の安定性維持、向上に貢献できることが目標であると語った。

  登壇後は、エアロネクストのブースにはつめかけた来場者に対応。サブフォーラムで関心をもった来場者がブースを訪れ、展示してある4D Gravity搭載のNext INDUSTRY,、Next DELIVERYの実機を直接、確かめたり、川ノ上総経理にあいさつをしたりしていた。

  川ノ上氏は5月に、エアロネクストが深圳の現地法人を設立したのに伴い総経理に就任。今月開催された家電見本市、CES ASIAでも、ドローン大手YUNEEKのCEOとともにパネルディスカッションに登壇している。

  エアロネクストは前日の6月20日も、田路圭輔CEOが中国の大手産業用ドローンメーカーMMC、有力物流ドローンスタートアップSMDとの提携を会場で発表していて、中国勢が9割を占める出展社の中で連日、日本企業の話題を提供し続けている。

  UAV EXPOは6月23日まで、深圳の大規模展示場「会展中心(Shenzhen International Convention & Exhibition Center)」2号館で開催。

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