商船三井、ACSLが船倉内で自律飛行実験 貨物ホールドを点検

2021.06.12

 株式会社商船三井(東京)と株式会社自律制御システム研究所(東京都江戸川区、ACSL)は、石炭運搬船の船倉内をドローンで自律飛行点検する実験を実施した。ACSLのPF2機体を使い、全地球測位システム(GNSS)や光が届かない閉鎖空間で、レーザーで自己位置を確認しながら飛行し、高解像度のカメラで解像度が高く点検に使える画像を得られた。今後、乗組員による操作を前提とした機体の開発を進め、今回とは別の場所での点検の経験を積む。

LiDAR SLAMの本領を発揮

 飛行場所は石炭船の石炭を入れる貨物ホールド。空間の高さが床から20メートルあるため、高所点検の選択肢としてドローンの有効性を実験した。LiDAR SLAMの本領を発揮した自律飛行と高解像度カメラによる暗所撮影で有効性を示した。

 同社は今回の実験をふまえ、さらなる改善を図り、船内の閉じられた暗所の点検での有効性に磨きをかける。

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