BIとフソウが上下水道3Dモデル化サービス 8月23日にトライアル提供開始

2021.08.24

ブルーイノベーション株式会社(東京)と水道インフラ管理の株式会社フソウ(東京、本店は香川県高松市)は、設置型デバイスとドローンを使い、上下水道設備内外の3Dモデル化するトライアルサービスの提供を8月23日に開始した。

迅速化、情報共有など機体される効果は広範囲

 3Dモデル化サービスでは、施設内部に計測デバイスを設置して計測し、点群データ化する。施設外部はドローンを飛ばして撮影し、画像から専用ソフトで点群データ化する。

 上下水道は高経年化が進むインフラの代表格のひとつで、機能の維持には点検が欠かせない。一方で、肉眼での確認の難易度が高いところや、改築を繰り返した結果現状が図面と異なっていて状況把握の難しいところが点検を難しくしている。フソウとブルーイノベーションが提供する3Dモデル化サービスは状況把握の難点克服を目指すサービスだ。

 3Dモデル化は、現状の可視化と、関係者間での共有を容易にすることが期待される。その結果、合意形成の迅速化、省力化、保守・運用業務の記録の一元化、遠隔化や効率化、高 度化の効果が期待できる。さらに、都市デジタルツインの実現などまちづくりのデジタル化の促進にも活用が期待される。

 両社は今後、対象範囲を広げた展開を視野にサービス開発を加速する。

 

■談話:フソウ執行役員ソリューションデザイン事業部長・平尾嘉一氏

当社はこれまで、点群データや BIM/CIM を実際の改築・更新工事における設計・施工業務 を通じて、利活用の検討に取り組んできました。今回発表した 3D モデル化サービスには、高い 表現性と情報量を活かした「コミュニケーションツール」としての可能性を感じています。 例えば、既存の2D 図面データに、本サービスで取得した点群データや BIM/CIM、360°パ ノラマ画像など、様々なデータを重ねて表示することにより、各データのズレを視覚で直感的に 理解できます。また、全てのデータを一元管理できるため、3D モデルの中で気づいた内容や指 摘事項を記入すれば関係者全員に簡単に共有でき、そのコメント内容をリスト化機能で指示書 の様に出力することも可能です。 当社は、これからも「みんなのための BIM/CIM」実現に向けて活動してまいります。

 

 ■談話:ブルーイノベーション代表取締役社長・熊田貴之氏

当社は、ドローンやロボット、AI などを活用し、予兆保全の強化や、施設の DX 化に貢献してい ます。この度の上下水道施設の 3D モデル化の取り組みは、当社の強みとフソウ様の強みを活 かした革新的な取り組みです。 今後は、本サービスを広く展開するために、ドローンや測量機器を当社のデバイス統合プラッ トフォームである「Blue Earth Platform(BEP) ※4 」に接続し、遠隔で自動制御しつつ、撮影デ ータを解析までワンストップで提供できるシステムにまで拡張し、3D都市モデルの構築に貢献 していきます。

ドローンで撮影中
3Dスキャナで撮影
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