工場や倉庫などの保守管理など現場に使われる最新技術を披露する「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2019」が7月24~26日に東京国際展示場(ビッグサイト)で開催された。複数の個別展示会を統合した展示会はいずれも、ドローンの「ド」の文字すら見当たらないが、会場には多くのドローンを見ることができた。ドローン前提社会にまた一歩近づいた。
スプレー缶搭載も、壁よじのぼり機も
この展示会は、「生産システム見える化展」、「自動化・無人化ロボット展」、「プラントメンテナンスショー」、「インフラ検査・維持管理展」、「非破壊評価総合展」、「建設資材展」、「事前防災・減災対策推進展」、「労働安全衛生展」、「i-Construction展」、「再資源化・産業廃棄物処理展」などを統合した、業種横断の総合イベント。
催事名にはドローンの展示は見当たらないがドローンは当たり前のように目にすることができた。なかにはスプレー缶搭載機、かべをよじのぼる1、ドローンと呼んでいいのか迷いそうなドローンっぽいキカイもあり目を楽しませてくれた。



4つのタイヤがあり、タイヤごとにプロペラがあるが、空飛ぶクルマではない。タイヤは壁面を進むためにあり、プロペラは機体が進むためにに必要な、機体を壁面におしつける力を得るためにある。もうひとつ機体のてっぺんにある大きなプロペラは、機体を地面からうかびあがらせるためにある。電源と操作ステーションを地面に置いて遠隔操作する。



「ドローン×自動ナビ=作業効率⤴・コスト⤵」







DroneTribune代表兼編集長。2016年8月に産経新聞社が運営するDroneTimesの副編集長を務め、取材、執筆、編集のほか、イベントの企画、講演、司会、オーガナイザーなどを手掛ける。産経新聞がDroneTimesを休止した2019年4月末の翌日である2019年5月1日(「令和」の初日)にドローン専門の新たな情報配信サイトDroneTribuneを創刊し代表兼編集長に就任した。現在、媒体運営、取材、執筆、編集を手掛けながら、企画提案、活字コミュニケーションコンサルティングなども請け負う。慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム研究所員、あおもりドローン利活用推進会議顧問など兼務。元産経新聞社副編集長。青森県弘前市生まれ、埼玉県育ち。