0.01秒を競うエアレース、2代目王者は上関風雅選手 SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの結果を正式発表

2021.03.24

 国内トップレーサー8人が頂点を目指す屋内ドローンレース大会「SUPER DRONE CHAMPIONSHIP」は、レーシングチームJAPRADAR所属の上関風雅選手が熱戦を制して2代目のチャンピオンに輝いた。上関選手と決勝で死闘を繰り広げたTEAM SkyDRONE所属の⼩松良誠選手が準優勝に、また髙梨智樹選手、小塚研采選手が3位に入った。熱戦の様子は3月21日に、テレビ東京系で放映され、番組の冒頭から準決勝までCMをはさまずに一気に激戦を放映する演出で緊張感を演出した。レースの模様は動画い配信サイトdTVも3月26日から配信される。

クラッシュからの復活フライトなど超絶テク連発! dTVでも3月26日から配信

 レースは2人ずつ1対1で勝敗を競うトーナメント方式で行われた。ゴールに先に飛び込んだら勝利とし、先に2つの勝利を収めた選手が次のラウンドに勝ち上がる。前回王者の鈴木匠選手(RAIDEN RACING所属)と、そのときの決勝で激闘をみせた⼩松選手との激突や、12歳で最年少の上関選手、最年長のSaqoosha(さくーしゃ)選手(RAIDEN RACING所属)の対戦など、初戦の第1回戦から目が離せない展開となった。

 レースは、高さ18メートルの急上昇と繊細な機体バランスが求められる「dTVタワー」や、グラビティーと呼ばれる垂直に上から下にくぐるゲートが機体の行く手を阻み、実績ある各選手の技術と勇気を容赦なく試した。選手と機体との相性、クラッシュからの復活が勝敗を大きく左右するヒートばかりで、会場は観戦者を予想も予断も許さない緊張した空気で包んだ。

 1回戦は、上関選手、小塚選手、高梨選手、小松選手が2ヒートを先取してセミファイナル(準決勝)に勝ち上がった。なお勝敗とは別に、スタートからゴールまでにかかった時間をみると、小松選手が48.310秒と最速タイムを記録した。高梨選手と競った⼭⽥開⼈選手(WTWHIVE・ドロテック所属)が、48.440秒とそれに次ぐ記録をたたき出したほか、小塚選手も49.216秒と50秒を切る好タイムを記録した。また齋藤三佳選手(WTWHIVE・ドロテック所属)はクラッシュのない丁寧できれいなコース運びと、立ち姿勢でのゲームスタイルで印象付けた。

 セミファイナルでは、上関選手が小塚選手に先勝を許したものの逆転で2勝を連取し決勝に進出。小松選手は高梨選手に連勝し、2大会連続の決勝進出を果たした。

 この息をのむ展開にテレビの放映も対応。番組冒頭から1回戦、準決勝までをCMをはさまず一気に伝えた。ゲストとして観戦していた乃木坂46の金川紗耶さん、田村真佑さんが「速い!」「すごい!」と歓声をあげたり、「クラッシュからの立て直しが素晴らしい」と興奮の観戦コメントをしたりして盛り上げた。

 決勝では小松選手が第1ヒートをクラッシュ後に華麗な復活フライトを見せて先勝したものの、第2ヒートでスタート直後に機体を落下させ上関選手に勝利を譲った。0.01秒を競うエアレースの決着は最終の第3ヒートの行方次第となる息の詰まる様相となった。第3ヒートは上関選手がスタートダッシュに成功。小松選手が0.01秒差で追いながら、dTVタワーのゲートに激突し立て直しを余儀なくされた。上関選手はその間に安定した疾走を見せ、48.581秒でゴールに飛び込み、2代目チャンピオンの座を獲得した。

 レース終了後にFPVゴーグルをはずした上関選手はインタビューに「これが本当の緊張だと思いました」と喜びととともに、極度の緊張から解放された表情を見せ、選手が戦ったプレッシャーの大きさを物語った。

 終始盛り上がった大会は株式会社NTTぷらら、株式会社NTTドコモ、DRONE SPORTS株式会社の主催。コースにはdTV、株式会社イースト・グループ・ホールディングス、ミクサライブ東京、株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング、ワールドキャリア株式会社といった各スポンサーの名前やロゴがあしらわれたゲート、設備が配置されレースと会場を彩った。。

 地上波で3月21日に放映された熱戦の様子は、3月26日午前0時からdTVで配信される。視聴サイトには大会公式サイトからもアクセスできる。

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