「空飛ぶクルマ」をとりまく環境が賑わいを増し、議論が活発化しています。空の移動革命に向けた官民協議会が議論を深め、企業による公開実験も進む中、開発動向や、活用の可能性、そして将来を見据えたアクションについて専門家による対談を企画しました。臨んだのは、空飛ぶクルマの開発を手掛ける株式会社SkyDriveの福澤知浩代表、小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発に携わった航空機開発に詳しいPwCコンサルティング合同会社の宮川淳一顧問(Aerospace&Defense担当)、ドローンや空飛ぶクルマ関連の業務・技術支援に携わるPwCコンサルティング合同会社の岩花修平ディレクター。3人の対談を詳しくお伝えして参ります。
岩花氏:空飛ぶクルマをめぐる動きがこのところ活発になってきています。今回は、開発の原点や活用法、市場の可能性などについて、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)への展望から、そこで想定されるユースケース、その後に普及した際、どのような市場や世界が広がっているのかといった将来の展望まで、多角的に理解を深めたいと思います。まず空飛ぶクルマの開発を手掛けている株式会社SkyDrive代表の福澤知浩さんに、原点である開発の動機やきっかけについて伺います。
福澤氏:私はもともとモビリティについて、イノベーションが少ない分野だと思っていました。この何年間かを見ても、IT、またはIoTと呼ばれる分野や、スマートフォンなどの領域ではイノベーションが進んでいますが、モビリティはそれほどでもない。それを残念だと感じていました。ここにイノベーションをもたらしたらどうなるか、というのが発想の原点です。何か画期的なモビリティを作りたいと思い、最初はボランティアで開発をスタートしました。大企業であれば、細分化されたタスクからスタートして、大規模に展開するまでに時間がかかってしまいがちです。画期的なモビリティとはいっても、できるだけ時間をかけずに実現するにはどんなものにすればいいか、といったところから考え始め、そこで空飛ぶクルマが良いのではないかという結果になりました。
岩花氏:画期的なモビリティ、の発想から、空飛ぶクルマが出てきたのですね。その後、海外からも同様の話題が持ち上がりました。
福澤氏:そうなんです。そのころにちょうど、空飛ぶクルマを利用する可能性や現実味が世界で広がり始め、盛り上がってきていました。中でもインパクトが大きかったのは、2016年に米国の主要プレーヤーが公表したホワイトペーパーでした。その内容からは、空飛ぶタクシーの稼働率を上げていくと採算が取れるようになり、道路を走るタクシーよりもむしろ安くなる、という展望が読み取れました。スマートフォンなどの普及によるスケールメリットでセンサーやチップ(半導体集積回路)の値段が下がってきていましたし、ドローンが普及して安価に飛べる形が出てきたという時代背景もあります。そうなると、「これはもう事業化するしかない」と考えるようになりました。事業化をするとモビリティだけではなく、人々の生活スタイルも変わっていきます。移動に地上のインフラを使い、遠回りをして渋滞に巻き込まれたり、満員電車を我慢したりする生活は、もう必要ではないのではないか。そう思い始めました。
岩花氏:米国の企業は既存のライドシェア事業を活用した陸と空の移動の連携も構想しているようです。SkyDriveにはそういったユースケースのイメージはありますか。また、連携できそうな事業者と相談することはあるのでしょうか。
福澤氏:あります。ただ、当初は“妄想段階”だったので「いつかこんなことにも使えると思う」というレベルでした。リアルなPL(損益計算書)を作るよりも、「確かにコストパフォーマンスは良さそうだよね」という程度の感覚でさまざまな事業者に相談していました。ボランティア時代にいろいろな企業とタイアップをすることもありましたので、そうした相談をする機会も多かったと思います。
岩花氏:そこからどうやって具体化させていったのですか。
福澤氏:ボランティア時代に1/5スケールを最初に作った時には、DIY・ものづくり系の展示会などに出展していました。専門業者だけでなく、個人も出展できるのですが、さまざまな人が見に来てくれて、とても有意義なフィードバックをいただきました。専門家は「事業化なんて絶対できない」で終わってしまうのですが、個人の方々は「できるかどうかはわからないけれど、おもしろいね」と言ってくれました。投資家の方は「このレベルにしないと事業化は難しいよ」というアドバイスを下さったり、大学教授の方は専門的な見地から感想を述べたりと、いろいろな意見をいただきました。
岩花氏:幅広くお話を聞かれたのですね。
福澤氏:はい。また、当時は自動車会社に勤めていたので、そこでハイブリッド車など画期的なクルマを生み出した主要メンバーから、どうやってそれらを生み出したのかを聞くことができました。そういった話の中に、こう進めると新しいモビリティができるのか、と腹落ちしたことはあったと思います。
岩花氏:次に今後の方向性について伺います。大きな節目として2025年の大阪・関西万博に向けた取り組みを教えてください。
福澤氏:万博の前の2023年にサービスの提供を開始したいと考えています。いきなり都会の空を飛ぶのは難しいので、ステップを踏むつもりです。その最初のステップは大阪地域を中心としたサービス展開で、飛ぶ場所は海や川の上に限定します。機体はどこか1カ所故障してもすぐに墜落するものではありません。クリティカルな事象が発生したらすぐに緊急着陸をするという前提で、その場合でも、第三者や生活をしている人たちがいる場所に降りることはなく、海や川の上に着地します。2023年にサービスインし、2年後の2025年には実用化できている状態で、国内外から大阪・関西万博を訪れた方々に利用してもらえるという姿を目指しています。
岩花氏:導入のスケジュールが示されると、一気に現実味も楽しみも高まります。大阪・関西万博では、どのようなユーザーが、どういった目的で使うことを想定していますか?
福澤氏:会場のある大阪の湾岸部には大規模施設が集積しているので、各施設を行き来する需要を取り込むことを想定しています。この地域は道路網の利便性に欠ける面があり、2拠点間の移動に時間がかかることがあります。万博に向けて最寄り駅の開設を含めた鉄道整備の話はありますが、空を使えば既存の交通より早く移動できると思っています。車で15分、20分かかるところを、5分程度に短縮できるでしょう。
岩花氏:移動の利便性を享受できそうです。
福澤氏:こうした利便性の向上に加えて、空を飛んで楽しい時間を過ごすといった、移動手段以外の価値も提供できます。空には遊覧の楽しみ方もあります。この地域は景色が良く、すでにヘリコプターなどによる遊覧飛行のサービスが行われています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を除けば、年間に数百万人の来訪者がありますし、その半分がインバウンドです。ここで空飛ぶクルマを使った遊覧飛行サービスを提供すれば、いろいろな方に楽しんでいただけると見込んでいます。料金も最初は数万円ほどと想定しているので、まずはエンタテイメントの一環として使う方々が多いと思います。将来的には、関西国際空港に到着したら空飛ぶクルマに乗り継ぎ、目的地まで行くといった使い方をしていただき、交通機関として機能させることを目指しています。
岩花氏:2025年の大阪・関西万博後の普及期でのユースケースのイメージはどのようにお考えでしょうか。
福澤氏:空飛ぶクルマは、MaaS(Mobility as a Service)の領域に入ると想定しています。パーソナルモビリティで、かつネットワークにつながっているとなると、定期的な航路で大人数を輸送するよりも、タイムリーな輸送で活躍することが多いでしょう。また、都会と地方のMaaSの使い方には違いがあると思っています。都会では渋滞を回避して、タイムリーに行きたい時に移動を可能にするという需要があります。一方、地方では道路の老朽化が進んでいて、インフラのメンテナンス費用の負担も大きい、といった課題への対策となり得ます。現在インフラに投じている費用を一部転換する方法でもいいかもしれません。MaaSのニーズが高い都会ではビジネスとして、地方ではインフラの一環としてという2パターンがあると感じています。
岩花氏:サービスの形態としては、オンデマンドでその都度料金を支払う場合もあれば、プライベートジェットのように自家用機として購入する場合もあると思います。空飛ぶクルマを駐車できる住宅を考えている住宅メーカーもあると聞いています。いずれは「一家に一台、空飛ぶクルマ」といった世界が来るのでしょうか。
福澤氏:多くの人が何を求めるのかはなかなか読みづらいものですし、どんどん変わっていきます。COVID-19の影響も受けるかもしれません。私たちはオンデマンドも自家用機もどちらもあり得ると思っていますが、最初のサービスは機体販売よりも、都度払いの定期航路にするつもりです。その方が安全の確保もしやすいのです。その後は所有していただくパターンもありますし、あくまでもサービスのみというパターンもあります。現時点では両方想定していて、ニーズに合わせて臨機応変に対応できます。個人的には販売はハードルが高いのではないかとは思っています。リースやレンタルという選択肢もありますね。最終的には、スマートフォンで呼び出せば機体が充電基地から飛んで来て、それに乗って移動するという形を思い描いています。
岩花氏:富裕層向けの高額サービス、あるいは大衆向けのサービス、どちらかに特化するといった考えはありますか。
福澤氏:最終的には大衆車向けサービスを目指していて、幅広く日常的に使っていただけるようにしたいです。乗用車の価格もかつては月給20数カ月分だったところから徐々に下がった経緯がありますし、初期段階では必然的に高所得者層が利用することが多くなるでしょう。モノの購入ではなくサービスの利用であることを想定していますので、例えば万博に出かけた際のように特別なハレの日であれば、1回2万円といった多少高額の料金でも利用されることがあると思います。富裕層以外の方にも「私たちには関係ない」というものにはせず、多くの方が利用できるもの、もしくは、5年後には乗れるかもしれないと思っていただけるものにしたいです。
宮川氏:機体の開発者の立場から話をすると、欧米ではまず富裕層に購入してもらい、機体をカスタマイズするなどの段階を経て、その後コモディティ化させて市場を伸ばしていくという方法をとりがちですね。
福澤氏:そうですね。高級な自動車メーカーがタイアップしているのはまさにそのような富裕層の購入を狙ったケースですね。また、オーストラリアのある会社はレースに特化していて、eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landing:電動垂直離着陸機)レース用の機体を作って、レースを開催しています。私たちは、まずは安全に飛ぶ技術をきちんと確立するのが第一で、富裕層に購入をアピールするのはそれからかなと考えています。
宮川氏:今後の市場発展のステップの話はとても興味深いですね。現在の取り組みでは、万が一機体が落下しても地上被害が起きないように水上での飛行のみとする、その後の展望としてエンタテイメントや観光としての運航を考えている、という点で、市場の照準の定め方としては非常に地に足がついていると思います。一方でそこから、最終的に都心の上空をくるくると飛ぶ将来構想フェーズまで、あるいはその先のコモディティ化までの話との距離が大きいとも感じます。その中間段階をより具体的に示せるとおもしろいのではないでしょうか。例えば、過疎地や離島での活用などです。過疎地や離島は人口も経済力も大きくはないので、それほどスケールメリットは出ませんが、だからこそ、そこでの活用によってこの先のステップを描いて、みんなが手の届く世界であると納得してもらえれば、爆発的に市場が拡大するのではないでしょうか。私はこの中間段階の絵を描くことがとても重要だと思っています。
福澤氏:そうですね。ドローンはそれに近いですよね。最初はホビーとして使われていましたが、その後、点検や監視などの用途で産業に広がりが出て来ましたね。空飛ぶクルマの場合は、物流がこの中間段階にあたると思います。都心部の第三者上空での物流が次に目指すところです。それが実現できれば、視界が広がってきます。
宮川氏:物流が中間段階の役割を果たすのですね。
福澤氏:また、エアモビリティとしてどう発展させていくかという話もあります。大阪で取り組みを始めることのメリットは、エアモビリティでA地点からB地点にモノを運ぶのが比較的容易な地形であることと、移動に困っている地域であるためニーズがあることです。東京にもそういうところがありますよね。お台場を含めた港湾部は移動が難しかったり、公共交通機関の料金が割高だったりします。単なるホビーではなく、役にも立つ。そういった角度から開拓していくべきですし、移動を担うサービスとして使われるポテンシャルは高いと感じます。
宮川氏:その場合、どんな段階が考えられますか。
福澤氏:まずはクリティカルではない移動で使われ始めて、徐々に通勤手段に代わり、新幹線に代わりといったように、レベルを上げていくことになるでしょう。最初は比較的人が少ないところや、海上、川上を飛ぶ。そこから少人数がいる場所を飛ぶようになって、最後に人が混雑している場所を飛ぶ、という3段階だと思っています。レベル1、レベル2、レベル3、と非連続に切り替わるよりも、連続的に変わっていくイメージです。
宮川氏:なるほど。面白いですね。(後編につづく)
<後編では空飛ぶクルマの普及に向けた課題や、新型コロナウイルス感染症の影響、取り巻く市場をどう考えるか、といったテーマで意見を深めます>

<3人談義参加者> ■福澤 知浩氏(写真左) 株式会社SkyDrive 代表取締役 東京大学工学部卒業。トヨタ自動車株式会社にて自動車部品のグローバル調達に従事。同時に多くの現場でトヨタ生産方式を用いたカイゼンをし、原価改善賞受賞。2014年に有志団体CARTIVTORに参画し、共同代表に。2017年に独立し、製造業の経営コンサルティング会社を設立。20社以上の経営改善実施。2018年に株式会社SkyDriveを創業、代表に就任し現職。 ■宮川 淳一氏(写真右) PwCコンサルティング合同会社 顧問 40年以上にわたり、主に航空機開発に従事。B7J7(後のB777)主翼空力設計、JRリニア先頭車両形状設計、防衛省先進技術実証機基礎設計等の先端技術開発・製品開発や、民間航空機開発では50年ぶりとなるMRJ(SpaceJet)の事業化、基本設計、海外セールス取りまとめなどで責任者を歴任。三菱重工業執行役員フェローを経て現職。 ■岩花 修平氏(写真中央) PwCコンサルティング合同会社 ディレクター 大手監査法人系コンサルティング会社、外資系統計解析ソフトウェアベンダーを経て現職。前職では、主に電力を中心としたエネルギー、自動車を中心とした製造業の企業に対する統計解析技術、アナリティクスを活用したソリューションの提供やIoTアナリティクスチームの立ち上げなどに携わる。現在は、デジタルテクノロジーを活用した新規事業の推進や企業の業務改善を支援しており、主にドローンや「空飛ぶクルマ」など無人航空機に関連するビジネスやMaaS(Mobility as a Service)などモビリティ関連ビジネス、IoTや人工知能(AI)、データサイエンスなどの領域を中心に従事。
<PWCコンサルティングのサイト> 空飛ぶクルマの未来展望(前編) ~未来のモビリティが創る新しい社会基盤~https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/disruptive-technology-insights/flying-car01.html エマージングテクノロジー コラム・対談
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/disruptive-technology-insights.html エマージングテクノロジー
https://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting/disruptive-technology.html ドローンテクノロジー/ソリューション
https://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting/disruptive-technology/drone-powered-solutions.html モビリティ(MaaS・自動運転)
https://www.pwc.com/jp/ja/industries/mobility.html トピック解説/コラム/対談
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column.html ナレッジ
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge.html PwC Japanトップ
https://www.pwc.com/jp/ja.html

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石川エナジーとマゼックスが提携 高精度調査技術と重量運搬の統合目指す ブルーイノベーション株式会社(東京)の熊田貴之社長は7月15日、東京・ビックサイトで開幕した展示会「国際ドローン展」に出展した自社ブースで今後の方針に関して報道陣に説明した。この中で政府のバーティカルAI強化方針を踏まえ、ブルーイノベーションが開発した複数デバイスの遠隔制御テクノロジー、BEP(Blue Earth Platform)のAI連携を本格化させ、それらも活用しながらアジアの国・地域を中心に海外との連携を強化させることなどを表明した。熊田代表は「将来的には日本と海外の事業規模が同じぐらいになるようなことを想定している」と話した。また、今後、具体的な取り組みについて公表していくと予告した。
熊田社長は説明の中で政府の人工知能戦略本部が7月10日にAI基本計画の改定案を決定したことや、会合に出席した高市早苗首相が、特定の業界や業務特化型の「バーティカルAI」の開発と実装を推進する方針を表明したことに触れ、ブルーイノベーションもその方針と歩調を一致させ、BEPとAIの連携を強化させると表明した。
BEPは、ロボットやドローンなど複数の自律稼働デバイスを遠隔制御し、クラウドで情報を収集、管理する技術で、そこに用いるセンサーモジュールの開発も含めてBEPと呼んでいる。主に、下水道やプラント点検、巡回点検や監視、送電線点検、地域の防災システムなどに向けたソリューションにBEPを活用していて、熊田代表は「政府が表明したバーティカルAIの業界、用途特化型AIの考え方と、私たちの取り組みはシンクロしていると考えています」と分析。開発が加速しているAIのベンダーと連携しながらBEPのAI連携を加速させる。
とくに、ブルーイノベーションにはすでに15年間の現場経験でデータを蓄積していることから、熊田代表は「15年の現場データとBEPを基板に、これらを掛け合わせて日本のAIトランスフォーメーションを支える社会インフラプラットフォーム企業へ進化することを目指し、バーティカルAIに取り組みます」と述べた。
また今後、アジアを中心とした海外事業の展開にも力を入れる。ブルーイノベーションは台湾、Aeroprobing社とドローンソリューションとMOUを締結し、今年(2026年)6月の展示会「JapanDrone2026」では、同社の点検機「AS1」と農業機「AP-Heli」をブルーイノベーションのブランドで展開するなどの具体策も公表するなど連携を進めている。今後はアジアを中心に、BEPも含めてアジア地域での連携などの展開を強化することを表明。展開する事業については「日本で提供していないドメインを含む可能性もある」と述べた。同社の事業の展望については、「将来的には、日本と海外の事業が同じぐらいになることを目指す」と話した。
さらに、こうした戦略に基づき、今後、連携の進捗次第で、プレスリリースなどを通じてて公表していく方針も予告した。



株式会社石川エナジーリサーチ(太田市<群馬県>)と、株式会社マゼックス(東大阪市<大阪府>)は、このたび業務提携契約を締結したと発表した。発表日は7月16日。石川エナジーの高精度な調査や点検の技術と、マゼックスの重量物運搬の技術を統合し、現場に生かすことを目指す。発表は以下の通り。
2026年7月16日
株式会社石川エナジーリサーチ
株式会社マゼックス
国産産業用ドローンメーカーである株式会社石川エナジーリサーチ(本社:群馬県太田市、代表者:石川 満、以下「石川エナジーリサーチ」)と、農林業用ドローンで豊富な実績を持つ株式会社マゼックス(本社:大阪府東大阪市、代表者:吉野 弘晃、以下「マゼックス」)は、このたび業務提携契約を締結いたしました。
【業務提携の概要と目的】
林業、建設・土木、防災などの産業現場では、深刻な人手不足と高齢化が進行しており、急傾斜地や危険地帯における作業の省力化・無人化が日本国内全体の急務となっています。
石川エナジーリサーチの「高精度な調査・点検能力」とマゼックスの「重量物運搬能力」という両社のドローン技術を統合し、実践的な現場支援ソリューションを提供します
【両社の強みと背景】
石川エナジーリサーチは、自動車メーカー出身の技術者が設立した、自社一貫体制と国産にこだわる産業用ドローンメーカーです。高性能機「ビルドフライヤーchrome」は最大20m/sの耐風・防水性を備え、4.4kg積載で約25分(無積載40分)飛行します。赤外線カメラやLTE等の拡張性と、数センチ精度のRTK測位や360°障害物センサーにより、過酷な現場でも安全確実な運用を実現します。 一方マゼックスは、住友林業との実証を経て国内初の林業用機「森飛」を開発したトップクラスの実績のあるメーカーです。現在は最大55kg・25kg積載の多用途機「軽助55」「軽助25」を展開し、平地用機体では困難な山林環境において、苗木や建設部材など重量資材の運搬を省力化し、多様な現場ニーズに応え続けています。
【本協業による社会への貢献】
本協業は、社会課題の解決にも大きく貢献します。山間部や急傾斜地での状況確認から資材搬入までをドローンで代替することで、作業員の危険地帯への立ち入りを最小限に抑え、労働災害リスクの低減と安全な労働環境の創出を実現します。
また、従来は人手と時間を要していた作業道や法面の点検、苗木・建設部材の運搬をドローンで効率化し、一次産業や建設業において深刻化する労働力不足の解消に直接的に寄与します。
さらに、災害発生時においては、当社機体による被災状況の迅速な把握・記録と、マゼックス機体による緊急物資の投下・輸送をシームレスに連携させることで、地域の防災力と復旧スピードの向上を図り、災害時の迅速なレジリエンス強化を推進します。
【各社代表コメント】
株式会社石川エナジーリサーチ 代表取締役 石川 満
「当社が長年培ってきた「国産の機体開発・製造技術」と、マゼックス社が有する「現場提案力・運用知見」を高い次元で掛け合わせることで、これまで以上に実用性と信頼性の高いソリューションを提供できると確信しております。当社の強みである高い飛行性能や柔軟なカスタマイズ性を最大限に活かし、多様な産業現場が直面する課題解決に向けて、共に強力に取り組んでまいります。」
株式会社マゼックス 代表取締役 吉野 弘晃
「当社はこれまで、農業・林業分野の現場課題に向き合いながら、国産ドローンの活用可能性を追求してまいりました。今回の提携により、運搬だけでなく調査・点検まで含めた総合的な現場支援の提案を強化し、より多くの産業現場に貢献してまいります。」

AAM開発の株式会社SkyDrive(豊田市<愛知県>)とプライベートジェットやヘリコプターのチャーター運航事業を手掛ける株式会社Japan Biz Aviation(ジェイビズ、JBZ、東京)は7月9日、両者が業務提携したと発表した。日本国内での商業運航に向けた体制の構築などを進め、普及促進を図る狙いがある。
SkyDriveとJapan Biz Aviationの提携は、航空運送事業許可(air operator’s certificate、AOC)を持たない事業者が多くAAMへの期待を寄せている日本国内での普及促進を図る狙いがある。SkyDriveの機体のプレオーダーは、海外からはヘリコプター運航会社など航空運送事業許可を持つ事業者を中心に寄せられているが、日本国内では鉄道事業者などが中心だ。このため両社はAAMの日本国内の普及のため、航空運送事業許可を持たない事業者の期待に応えられる環境を整える準備を進める。
AOCは利用者から航空機を使い、対価を受け取って事業を行うために必要となる事業許可で、安全運行のために必要な人員、資機材、資産、システムなどが厳密に審査される。無許可の自家用機で有償事業を行った場合には懲役や罰金が科されることが決められている。SkyDriveの生産するAAMは航空機にあたり、事業に活用する場合にはAOCが必要になるが、現時点でプレオーダーを入れている事業者が、日本ではAOCを持たない事業者であることが多く、今後もAOCを持たない事業者が関心を寄せることが考えられることから、事業の構築スキームをあらかじめ準備することにより、円滑な普及につながる道筋を構築する。
SkyDriveの発表とジェイビズの発表はこちら。
以下はSkyDriveの発表(Japan Biz Aviationの発表はそのあとに)
~既存の航空運送事業者の知見を活かし、国内における運航体制の構築を加速~


コンパクトな「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行う株式会社 SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役 CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、HondaJet(ホンダジェット)や Bell(ベル)へリコプター等のビジネスジェットやヘリコプターのチャーター運航等を展開する株式会社 Japan Biz Aviation(本社:東京都大田区、代表取締役 小泉 愼・冨永 政幸、以下「JBZ」)と、日本国内における「空飛ぶクルマ」の商業運航に向けた業務提携に関する基本合意書を締結したことをお知らせいたします。
■ 背景と目的
SkyDrive は現在、国内外から累計 427 機のオーダー(プレオーダー:354 機、機体購入基本合意:73 機)をいただいております。海外市場においては、ヘリコプター運航会社やチャーター機運航会社など、既に自社で航空運送事業許可(以下、「AOC」)を保有する企業によるオーダーが中心となっています。一方で、日本国内においては、鉄道会社などAOC を保有しない企業からのオーダーが多いという特徴があります。今後、空飛ぶクルマのサービス普及と市場拡大を実現させるため、豊富な運航・整備実績を持つパートナー企業と連携することで、安全かつ円滑な事業開始を目指します。その第一弾として、ビジネス航空分野で高い専門性を有する JBZ と、具体的な協議を進めることに合意いたしました。
■ 本基本合意書の内容
本合意に基づき、両社は以下の事項について継続的な協議を行ってまいります。
⚫ スキームの構築:SkyDrive、JBZ および機体購入者の役割分担の策定。
⚫ ロードマップの策定:運航開始時期および将来的な計画の立案。
■ 今後の展望
SkyDrive は、JBZ および今後予定している他のパートナー企業との連携を通じて、安心して機体を購入頂ける体制を構築してまいります。これにより、業界を問わずどの企業でも空飛ぶクルマを活用した事業展開を可能にし、国内における「空飛ぶクルマ」の社会実装を加速させてまいります。
■ 各社コメント
株式会社 SkyDrive 代表取締役 CEO 福澤 知浩
この度、ビジネス航空のスペシャリストである JBZ 様と基本合意書 を締結できたことを大変嬉しく思います。日本国内で空飛ぶクルマを普及させるためには、多様な企業が参入できる環境作りが重要と考えております。JBZ 様と共に、安全で信頼性の高い運航体制を構築し、新しい空の移動体験をいち早く届けてまいります。
株式会社 Japan Biz Aviation 代表取締役 小泉 愼
この度、SkyDrive 様と「空飛ぶクルマ」の国内商業運航に向けた業務提携に関する基本合意書を締結できましたことを、誠に光栄に存じます。当社はこれまで、富裕層をはじめとする航空機オーナーの皆様のご意向に寄り添いながら、HondaJet および Bell429 等の運航を通じて、安全を最優先とした高付加価値な移動サービスの提供に取り組んでまいりました。当社は、ビジネス ジェットやヘリコプターの利用を、日本における新しい移動の選択肢として文化に根付かせていくことを目指しております。本提携は、これまで培ってきた運航ノウハウを空飛ぶクルマ・eVTOL を含む次世代エアモビリティ 分野へ展開し、その可能性をさらに広げる重要な一歩であると認識しております。今後は、SkyDrive 様の技術力と当社の運航実務の知見を融合させ、日本における次世代エアモビリティの実現に向けた取り組みを一層加速してまいります。
以下はJapan Biz Aviationの発表
当社は、コンパクトな「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO福澤知浩、以下「SkyDrive」)と、日本国内における「空飛ぶクルマ」の商業運航に向けた業務提携に関する基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。
本合意は、日本国内における「空飛ぶクルマ」の商業運航に向け、SkyDrive、当社および機体購入者の役割分担や、運航開始時期等を含むロードマップについて、継続的に協議を進めるものです。
当社は、国土交通省の認可(航空運送事業・航空機使用事業/東空事第29号)に基づく有償運航体制のもと、HondaJet等のビジネスジェットおよびBell429等のヘリコプターのチャーター運航、ならびに航空機の運航受託・管理事業を展開してまいりました。
また、航空機オーナーの皆様のご意向に寄り添いながら、安全を最優先とした高付加価値な航空移動サービスの提供に取り組むとともに、日本におけるジェネラルアビエーションの新しい所有・利用形態として、事業開始当初より航空機の共同所有スキームを展開し、個人・法人による航空機利用の裾野を拡げてまいりました。
当社は、ビジネスジェットやヘリコプターの利用を、日本における新しい移動の選択肢として文化に根付かせていくことを目指しております。
本合意は、これまで培ってきた運航実務の知見を、空飛ぶクルマ・eVTOLを含む次世代エアモビリティへ展開し、その可能性をさらに広げる重要な一歩であると考えております。
今後は、SkyDriveの技術力と当社の運航実務の知見を融合させ、日本における「空飛ぶクルマ」の社会実装および次世代エアモビリティの実現に向けた取り組みを進めてまいります。

AAM開発の株式会社SkyDrive(豊田市<愛知県>)はインドネシアのヘリコプター運航大手ホワイトスカイ(PT Whitesky Aviation)と、SkyDriveの機体「SKYDRIVE (SkyDrive式SD-05型)」のフルスケールモックアップ展示を含めた展示、講演などのイベントを6月下旬にジャカルタ近郊で開催した。インドネシア政府関係者や関連産業関係者らを対象にしたイベントで、現地での実装への取り組みが進んでいることを印象付けた。SkyDriveが海外でフルスケールモックを展示したのはインドネシアが初めてだ。
SkyDriveとWhiteskyは昨年(2025年)8月に業務提携契約を結び、導入に向けた取り組みを重ねてきた。議論を重ねる中で、活用法などの具体化が進んだため、関連するインドネシア政府関係者、鉱山開発関連事業者、プランテーション関係者、航空事業関係者らを対象に展示、講演などのイベントを開催した。
会場はWhiteskyの施設「チェンカレンヘリポート」で、ジャカルタ近郊のバンテン州タンゲランにあるインドネシア最大の国際空港スカルノハッタ国際空港に隣接していて、開場には政府、民間企業のトップなどが訪れ、実機の外観、内装、サイズ感、居住性などを確認したほか、都市部の深刻な渋滞や地方、島の移動など移動にかかわる課題などについて意見交換が行われた。
早ければ2029年の商用化を目指しており、ジャカルタでのエアタクシー用途、鉱山・採掘エリアでの作業員移動用途などを軸に期待認証などの取り組みを進める方針だ。
SkyDriveが7月3日に公表したプレスリリースには参加者の声や関係者のコメントが紹介されている。
プレスリリースの全文は以下の通りだ。(注釈、会社概要など除く)
〜海外初となる空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」のフルスケールモックアップを展示、 インドネシア市場の具体的な需要を確認、政府との認証取得への取り組みを具体化~
コンパクトな「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、インドネシア最大級のヘリコプター運航会社であり、遊覧サービス、貨物輸送、医療搬送を行うPT Whitesky Aviation (以下、「Whitesky」)と共同で、2026年6月23日から24日の2日間、スカルノハッタ国際空港に隣接するWhitesky所有のチェンカレン ヘリポートにて、政府関係者および、鉱山、農園等の関係者を対象とした、イベントを開催し需要を確認いたしました。
インドネシア共和国では、年間約65兆ルピアに達するとされるジャカルタ首都圏の交通渋滞による経済損失や、国内主要産業の一つであり、各州の域内総生産(GRDP)において大きな割合(全体合計の約10%)を占める鉱業、総面積1,500万ヘクタールを超える広大な農園地帯におけるインフラ未整備に伴う物流・災害対策の遅れなど、都市と地方の双方で深刻な社会課題を抱えています。
本イベントでは、SkyDriveとして海外で初めて「SKYDRIVE (SkyDrive式SD-05型)」 のフルスケールモックアップを展示し、これらのインドネシア特有の社会課題解決に向けた具体的な空飛ぶクルマのユースケースのディスカッションおよび提案を行いました。

■背景およびこれまでの進捗
SkyDriveとWhiteskyは、2025年8月にインドネシアにおける「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた業務提携契約を締結し(※5)、継続的なディスカッションと事業計画の策定を共同で進めてまいりました。
両社は当初、ジャカルタ首都圏における深刻な社会課題である「慢性的な極度の交通渋滞」の解決を目指し検討をスタートしました。空港から都市中心地への速達性の向上は極めて重要なテーマであり、スカルノハッタ国際空港に隣接するチェンカレンヘリポートと、ジャカルタ中心地を結ぶ「都市型エアタクシー航路」の開設に向けた具体的な議論を先行して重ねてきました。
この都市部における渋滞対策を一歩進め、両社はさらに、インドネシアの持続可能な成長を支える地方の主要産業地帯(鉱山や農園など)が抱える特有の課題へと議論を広げてまいりました。
資源の採掘現場(カリマンタン島、スラウェシ島、スマトラ島など)は、陸路の道路インフラが未整備で悪路が多く、移動効率の低下や、週に数回発生する労働災害時の緊急搬送体制に課題を抱えています。
また、農業分野においても、パーム油などの大規模プランテーションでは、敷地が非常に広大であることから、従来のドローンでは森林火災の早期発見やパトロールといった広域監視に限界が生じていました。
都市型エアタクシーの検討から始まった両社の議論は、これら地方の産業現場特有の課題に対しても空飛ぶクルマがオペレーションコストの削減と環境負荷の低減を両立する有効な解決策になり得るという結論に至り、今回のイベント開催および具体的な地方ユースケースの開拓を本格化させることとなりました。
■想定ユースケース
これまでのディスカッションを通じて、初期に想定していた都市型エアタクシーに加え、地方の主要産業において以下のエリアおよび使用方法における空飛ぶクルマの導入検討が進んでいます。
1.都市型エアタクシー(ジャカルタ首都圏)
スカルノハッタ国際空港からジャカルタ中心地や周辺スマートシティ等への、大渋滞を回避した迅速な送客。
2.鉱山・採掘エリア(カリマンタン島、スラウェシ島、スマトラ島など)
悪路により車やバスでの移動に時間がかかる現場における「作業員やエンジニアの移動(シャトル運航)」や、週に数回発生する労働災害や自然災害に備えた「救急医師の緊急搬送(ドクターヘリ用途)」としての活用。
3.広大な農園エリア(パーム油、製紙、砂糖等のプランテーション)
ドローンでは航続距離が制限される広大な敷地において、敷地オーナーや管理会社による「サイトモニタリング(見回り・パトロール)」や、毎年乾季を中心に発生する「森林火災の早期発見・初期消火コントロール」への活用。
現在、これらの現場では一部移動手段としてヘリコプターが活用されていますが、空飛ぶクルマに置き換えることで、オペレーションコストの削減、および排出ガスや騒音問題の解決が期待されています。
■本イベントの概要
・ インドネシア政府関係者(日本の国土交通省と経済産業省にあたる省庁の方)
・ 大手鉱山開発企業
・ 大手農業・プランテーション関係者
・ 航空業界関係者
イベントでは、海外初出展となる「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」のフルスケールモックアップを前に、政府や民間企業のトップ層が実際のサイズ感や居住性を体感し、インドネシアの地方や都市部における導入に向けた熱心な意見交換が行われました。また、来場者より、「鉱山でのシャトル運航や農園の広域監視といった地方産業の課題解決、さらには都市部の渋滞回避など、インドネシア特有の多様なビジネスケースに使える」「ヘリコプターに代わる新たな移動手段としての経済性や、最先端技術がもたらす新しい産業創出の可能性が魅力的」等の声があがりました。
■コメント
インドネシア観光・クリエイティブ経済省 デジタル創造・技術担当副長官
ムハマド・ニール・エル・ヒマム(Muhammad Neil El Himam)氏
SkyDrive社が開発を進める空飛ぶクルマの技術は、我が国のクリエイティブ経済に革新をもたらす『新たな顔』です。同社の先進技術の導入は、単なる移動手段の進化に留まらず、新たな知的財産や専門職の創出といった多大な経済価値を生み出すと確信しています。インドネシアが自ら新技術を開発・管理できる国となるためにも、SkyDrive社のようなグローバル企業と現地パートナーが一体となり、産学官連携で『完全なエコシステム』を構築していくことが不可欠です。モビリティの未来を前進させる同社の挑戦を歓迎し、強力に後押ししてまいります。
■コメント
インドネシア運輸省 航空性・運航局長
ソキブ・アル・ロフマン(Sokhib Al Rokhman, S.SiT., S.T., M.T.)氏
我が国は次世代モビリティの新技術を歓迎しており、民間企業の取り組みを高く評価しています。航空の安全性とセキュリティに一切の妥協はありませんが、既存の規制枠組みを活用し、実証実験の場として複数の空港を提供するなど、柔軟に法整備を進める準備があります。SkyDriveのような外国製機体の導入に向け、将来的に日本の国土交通省(JCAB)と証明検証プロセスの協定を締結し、円滑な連携を図りたいと考えています。早ければ2029年の商用化を目指す計画に合わせ、今後約3年間で安全な商業運用に向けた規制整備に全力で取り組んでまいります。
■今後の展望
SkyDriveとWhiteskyは、今回のイベントで得られた各業界からの具体的なニーズ(人員・物資輸送、救急搬送、農園監視等)を基に、商用運航に向けた実証実験の計画や機体認証プロセスの構築をインドネシア政府と共に官民一丸となり、推進してまいります。まずはカリマンタン等の鉱山エリアや、ジャカルタ首都圏でのエアタクシー路線におけるインフラの整備や運航体制の構築を進めてまいります。


株式会社広島東洋カープ(広島市)は7月31日(金)~8月2日(日)にチームの本拠地、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(マツダスタジアム、広島市)で、ナイターの試合終了後にドローンの演出を含めた「ハローキティ&シナモロール ライブ&ドローンパフォーマンス」を開催すると発表した。マツダスタジアムでのドローンショー開催は今回が初めてとなる。
マツダスタジアムでは7月31日、8月1日、2日に、いずれも午後6時から中日ドラゴンズとの試合を予定している。「ハローキティ&シナモロール ライブ&ドローンパフォーマンス」は各日開催される予定で、その中にドローンを使った演出が含まれる。
イベントでは各日の試合開始前の午後4時~4時20分に、スタジアムコンコースグッズショップ裏で「ハローキティ」「シナモロール」に会えるグリーティングが行われるほか、試合後のヒーローインタビューが終了したあとに、グラウンドの内野あたりで歌とダンスのパフォーマンスを披露するほか、外野あたりでドローンショーが行われる。
公式サイトには、天候により中止や内容変更の可能性を伝えているほか、ドローン飛行位置の都合によりスタジアムの一部エリアから見えにくい場合があることについて注意を促し、見えにくい場所についても案内している。またチケットの詳細についても公式サイトで確認できる。


プロ野球球団を運営する株式会社横浜DeNAベイスターズ(横浜市)は、横浜・みなとみらいの臨港パークで、3500機のドローンを使うドローンショー「『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』 in みなとみらいエリア」を7月26日に入場無料で開催すると発表した。開催時間などは未公表だ。ドローンショーの運営は株式会社レッドクリフ(東京)が担う。両社は9日後の8月4日から6日にかけても、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガースの試合終了後に600機のドローンショーを行う。
横浜DeNAベイスターズが主催する「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」は、みなとみらいで7月26日に予定される「『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』 in みなとみらいエリア」と、8月4~6日に横浜スタジアムで行われる「『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』in 横浜スタジアム」の2本立て。
このうち7月26日の「in みなとみらいエリア」では、3500機のドローンを飛ばす。ドローンの運航を担うレッドクリフは昨年(2025年)の大阪・関西万博で閉幕日の10月13日に3000機、今年(2026年)2月14日には東京・代々木公園で3030機を飛ばしていて、7月26日の「『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』 in みなとみらいエリア」はそれを上回る規模になる予定だ。横浜・みなとみらいの臨港パークが観覧エリアになる。
なお荒天などに備え7月27日(月)を予備日としているほか、中止、内容の変更などの可能性もある。
また、ベイスターズの本拠地、横浜スタジアムでは8月4、5、6日に「『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』in 横浜スタジアム」を開催し、600機のドローンと音・光・映像・花火を融合したショーを予定している。
『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』は、2012年の横浜DeNAベイスターズ創設時から開催している夏のイベントとして定着していて、2014年以降は横浜銀行が後援するなどしている。ドローンショーは2019年に初めて行われこのときは100機が使われた。2024、2025年には500機のドローンでショーが行われた。
■「『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』 in みなとみらいエリア」公式サイトはこちら
■横浜DeNAベイスターズの公式サイトはこちら
■レッドクリフのHPはこちら
