【Japan Drone 2021】Best of Japan Drone Award決定 オーディエンス賞にヤマハ発動機、審査員特別賞にソニーグループ

2021.06.18

 ドローンの大規模展示会Japan Drone 2021で6月16日、「Best of Japan Drone Award 2021」各省の発表が行われ、来場者から最も支持を集めた出展におくられる「オーディエンスアワード」に、「森林計測事業」を発表したヤマハ発動機株式会社(静岡県磐田市)が選ばれた。審査員が選ぶ「審査員特別賞」には撮影機「Airpeak S1」で話題を集めたソニーグループ株式会社が選ばれた。各賞の発表をうけ、Japan Drone 2021は閉幕した。主催者である一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の鈴木真二理事長が「次こそマスクをとって開催できることを祈り、来年の同じ時期にお目にかかりましょう」と閉会の挨拶を述べた。次回は2022年6月21日(火)~23日(木)の開催を予定している。

KDDI/プロドローン連合はハード、ソフトの最優秀賞2冠

 「Best of Japan Drone Award」はハードウェア部門、ソフトウェア・アプリケーションに部門、ニュービジネス部門を設けてエントリーした出展者から最終選考のノミネートを選抜。各部門ととの最優秀賞と、エントリーの有無にかかわらず審査員が選抜する審査員特別賞、来場者の投票で決まるオーディエンスアワードを選考した。

 ハードウェア部門の最優秀賞は、「長時間運用を可能にしたPDH-GS120」のKDDI株式会社/株式会社プロドローン連合に送られた。受賞対象の「PDH-GS120」はシングルーローター機で、120cc電子制御エンジンとヘリコプター専用フライトコントローラを採用し、2時間の飛行時間2時間をほこる。

 ソフトウェア・アプリケーション部門は、KDDI/プロドローン連合の「スマートドローンプラットフォームを利用したドローン物流サービス」が選ばれた。KDDIのスマートドローンプラットフォームにプロドローンの「PD6B-TYPE3」をつないだサービスで、長野県伊那市で商用サービスを実現させた実績が評価された。KDDI/プロドローン連合はハードソフトの両部門で最優秀賞を獲得する2冠に輝いた。

 ニュービジネス部門の最優秀賞にはヤマハ発動機株式会社の「森林計測事業」が選ばれた。エンジン式産業用無人ヘリを使うLiDAR計測事業で、100分の連続飛行ができることから一度に100ha以上の森林を自動航行で計測できる。広大な森林全域に対して立木本数を相対差5%以内の高い精度が特徴で現況把握や森林経営計画策定に活用されている実績がある。

 エントリーの有無に関わらず審査員が選ぶ審査員特別賞には、Airpesk S1を展示し、多くの来場者が「来場の最大の目的」と言われたソニーグループ株式会社が選ばれた

 また、来場者の投票で決定するオーディエンスアワードにはヤマハ発動機が選ばれた。受賞時のあいさつでは「投票箱が出展ブースに近かったからではないか」と会場を笑わせた。

 このほか日本化薬株式会社「PARASAFE(パラセーフ)」がハード部門に、Pix4D株式会社の「PIX4Dscan & PIX4Dinspect」がソフトウェア・アプリケーション部門に、エバーブルーテクノロジーズ株式会社の「全長5m、貨物などの運搬も可能な自動航行型ヨット(帆船型ドローン)」がニュービジネス部門にノミネートされ、それぞれ高い評価を得た。

受賞者全員と審査員で記念撮影

会場来場者は11986人、オンライン参加547人

 Best of Japan Drone Award 各賞の発表でJapan Drone 2021は閉幕した。6月14~16日の期間中の来場者は11986人だった。またインターネットの配信を通じてオンライン参加は547人だった。来年の2022年は6月21日(火)~23日(木)の開催を予定している。

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